「菅政権」で進む地銀再編、「大阪都構想」実現で国際金融センター開設へ (2/2ページ)

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というのも、地銀の再編については菅さんが再編に言及した9月3日に同時に北尾さんと連絡を取り合っていて、菅さんが『地銀のことをよろしくお願いします』と告げられたそうですし、また、国際金融センターについても吉村洋文・大阪府知事の賛同を既に得ていると明らかにしているからです」(前出・経済ジャーナリスト)

 つまり、政治的な根回しは十分。あとは既に蒔いた種が順調に育って収穫を待つばかりということか。

 翻って大阪の政治状況を見ればこれは渡りに船の願ってもない話で、大阪では11月1日にあの「大阪都構想」の2度目の住民投票が控えているからだ。いうまでもなく都構想は橋下徹氏らが「大阪維新の会」を立ち上げてからの悲願。2015年5月に最初の住民投票が行われて僅差で敗北して以来、捲土重来を期してきた文字通りの悲願だ。大阪に東アジアの一大金融センターができるとあっては、大阪府民も気分が高揚しないわけがない。

 さらに加えて言えば、菅氏と大阪維新との蜜月関係はつとに有名。安倍政権下にあっては、安倍、菅、橋下、松井一郎大阪市長の4者の会食は年末の恒例行事だったほどだ。その中でも菅氏は中央政界における維新の最大の理解者の1人でもある。

 風が吹けば桶屋が儲かるの例えではないが、安部退陣が都構想を勝利に導くか。

(猫間滋)

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