中日・星野監督、達川氏を「嘘つき、詐欺師」と笑顔で“口撃”? “コンタクト紛失事件”の知られざる後日談を明かす (1/2ページ)

リアルライブ

達川光男氏
達川光男氏

 元横浜で野球解説者の高木豊氏が24日に自身の公式ユーチューブチャンネルに投稿した動画に、元広島監督で野球解説者の達川光男氏がゲスト出演。“コンタクト紛失事件”について言及した。

 1978年から1992年まで捕手として広島一筋でプレーした65歳の達川氏は現役時代に2度、試合中にコンタクトレンズを地面に落とし紛失したことで知られる選手。今回の動画では、1度目に紛失した1990年8月28日の広島対中日戦について当時の状況や後日談を語った。

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 ナゴヤ球場で行われた同戦の7回裏無死一塁、中日・郭源治のバントを処理し一塁に送球した際に左目のコンタクトが外れたという達川氏。「これはヤバい。やってしまった」と思いながらすぐに地面を確認するも見つからず。当時はユニフォームの中に入った可能性も考えたというが、確認したところ入っていなかったという。

 地面に落としたと確信しその場にしゃがんでコンタクトを探していると、ベンチからチームメートが集まってきたという達川氏。集まってきた中の1人である小早川毅彦が「(みんなで探すのはコンタクトを)踏むからやめて、目が一番いい奴に探させよう。正田(耕三)!お前が探せ!」と指示し、その正田が一生懸命地面を探してくれたが見つからなかったという。

 発見に至らなかったためとりあえず予備のコンタクトを着用し、何とか同戦を乗り切ったという達川氏。試合後、球場の整備スタッフに改めてコンタクトの捜索を懇願し、スタッフも砂をこすなどして捜索にあたったが結局コンタクトは見つからなかったという。

 一方、達川氏によると対戦相手の中日・星野仙一監督は、この紛失劇を達川氏の演技ではないかと考えていた節があったとのこと。達川氏は試合翌日に、星野監督から「嘘つき、詐欺師」、「お前がコンタクトなんかしとるわけないやないか」と笑い交じりにツッコまれたことを明かしていた。

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