２２日に道路交法違反（酒気帯び運転）容疑で警視庁に逮捕され、２４日夜に釈放された元ＴＯＫＩＯの山口達也（４８）。山口は一部容疑を否認しているとの報道もあり、事態は混迷を極めている。

　ＳＮＳ上には「またか…」と落胆の声が広がった。事実上の芸能界引退のきっかけとなった２０１８年の女子高生に対する強制わいせつ事件など、以前から酒にまつわるトラブルを起こしてきた山口。

　今回の事故でも、午前中にもかかわらず山口からは基準値の５倍ものアルコールが検出されるなど、日ごろから深酒が常態化していたことが推測される。

　再びＴＯＫＩＯメンバーやファンを裏切った山口に対し、ネット上には厳しい批判が相次いだが、中には早くもフィールドを変えての“再出発”を願う声もある。

■「たっちゃん戻ってきて」「ＹｏｕＴｕｂｅならいける！」

「山口は長年にわたり、『ザ！鉄腕！ＤＡＳＨ!!』（日本テレビ系）の『ＤＡＳＨ島』といった人気企画を“頼れる棟梁”として率いてきた功労者です。表舞台から姿を消してからも、『ＤＡＳＨ島』の様子が放送されるたびに“たっちゃん戻ってきて”と復活を求める声が上がるなど、視聴者からは根強い支持を受けていました。今回の事故で地上波復帰は絶望的な状況となってしまいましたが、ファンは“ＹｏｕＴｕｂｅならいける！”と一縷の望みをかけているようです」（女性誌記者）

　確かに規制の少ないＹｏｕＴｕｂｅであれば、再起の目はあるのかもしれない。

■「山口達也の禁酒日記」「酒造りチャンネル」企画提案相次ぐ

「ネット上では『ＤＡＳＨ島』にかけて『脱酒島』と話題になっています。“ＹｏｕＴｕｂｅとかでいいから、ＤＡＳＨ島で脱酒…みたいなことできないのかな”“山口達也の禁酒日記とかやったら絶対良いと思うんだけど”と企画を通じて断酒を促す声や、“酒造りチャンネル作ったら普通に見る”と酒がらみのイメージを逆手にとった提案も相次いでいます。山口が今でも愛されている証拠でしょう。

　最近も事務所との契約関係を解消した歌手の華原朋美（４６）がＹｏｕＴｕｂｅを開設して話題を呼んでいますし、昨今のＹｏｕＴｕｂｅはスキャンダルを起こした芸能人たちの再生の場になりつつあります。とんねるずの石橋貴明（５８）も、主戦場をテレビからＹｏｕＴｕｂｅに移して大成功していますしね。どんな形であれ、動く姿を見たいというのがファンの切なる想いなのかもしれません」（前同）

　一部報道によれば、釈放後に異例の家宅捜索を受け、起訴の可能性も高まってきているという山口。ファンたちの真摯な声に耳を傾け、一日も早く心身共に健やかな状態を取り戻してほしい――。