巨人・吉村が“4ボール”からホームラン! 球審のミスが招いた悲劇? 相手監督は“無申告”を後悔「人間正直でなきゃいかん」 (1/2ページ)

リアルライブ

達川光男氏
達川光男氏

 22日に東京ドームで行われた巨人対広島の一戦。試合は「5-4」で巨人が勝利したが、同戦中にボールカウントを巡り一時試合が中断するハプニングが起こった。

 試合が中断したのは、「0-0」と両チーム無得点の2回表1死。マウンドには巨人先発・菅野智之、打席には広島・松山竜平という場面だったが、松山がカウント「2-2」からの5球目をファールとした直後、球審の本田英志審判がネット裏のスタッフに向かってカウント「2-2」と表示されているスコアボードのランプを「3-2」に訂正するようジェスチャーで伝えた。

 すると、巨人捕手・大城卓三がカウントは「3-2」ではなく「2-2」のままで合っていると本田審判に抗議。これを受けた本田審判が一度ネット裏に下がってカウントを確認したところ「2-2」が正しいカウントで、自身が変更を要請した「3-2」は間違いだったことが判明。これにより試合は約2分半の中断を経てカウント「2-2」のまま再開され、その後菅野はカウント「3-2」からの8球目で松山を遊ゴロに打ち取った。

 巨人・若林に「やり方が汚い」ファン激怒 守備妨害を誘った“トリックプレー”に賛否、篠塚氏は「うまく演技してます」

 カウントが間違ったままだと7球目で四球となっていたこともあり、ネット上には「抗議してカウント間違いを防いだ大城はファインプレーだな」、「試合の流れに影響しかねないから審判はしっかりしろよ」といった反応が多数寄せられた。一部では「昔吉村がカウント間違いから本塁打打ってたよな」、「吉村みたいに間違えられてラッキーなケースもあるけど普通に抗議が正解だな」といったコメントも見られた。

 一般的にカウントの間違いは、どちらかのチームにとってデメリットとなる。ただ、過去には同様のトラブルに見舞われたものの、逆にラッキーな方向に転じたケースもある。

 1987年10月18日、後楽園球場で行われた巨人対広島の一戦。当時プロ6年目・24歳の吉村禎章は、ここまでキャリアハイとなる29本塁打を放つなど巨人の中軸として活躍。シーズン最終戦となった同戦にも、「5番・右翼」で先発出場した。

「巨人・吉村が“4ボール”からホームラン! 球審のミスが招いた悲劇? 相手監督は“無申告”を後悔「人間正直でなきゃいかん」」のページです。デイリーニュースオンラインは、スポーツなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る

人気キーワード一覧