あなたはわかる?厄落とし、厄除け、厄払いの違い (2/2ページ)

新刊JP

お大師様やお不動様のような悪を戒める仏様に祈願をして、悪事や災難を身に寄せつけないようにお願いする儀式のこと。

厄年の災厄を神様に頼ろうとするのが「厄払い」。神様の神通力でその身に宿った厄年の穢れや災厄を祓い清めようとするもの。お祓いを受けたあとは、その厄年の期間は清めた身体が再び厄で穢れないように、身を慎んで正しい行いをする必要がある。

また、厄年はもともと仏教と共に入ってきた考え方だが、ヨーロッパ各地にも厄落としのような風習が行われているという。キリスト教国のイギリスでは、男性は4のつく年、女性は7のつく年が厄年とされている。厄落としには、オークの実やオークアップルと呼ばれる虫こぶをその年の数だけ集めて、三日三晩、軒下につるす。そのあと、ご近所を集めてそのオークの実や虫こぶを庭先で燃やす。たくさんの人に見てもらうほど、厄落としの効果が強いとされている。ほかにも、トルコやスペインでも、厄落としの風習が行われている。

表紙

厄年や厄落としの考え方をはじめ、おまじないは幸せや成功を信じる強くて純粋な心なのかもしれない、とマーク・矢崎氏は述べる。普段、あまり深く考えずに参加しているかもしれない年中行事・風習・お祭りなどにもそれぞれ理由や歴史があると思うとおもしろい。

(T・N/新刊JP編集部)

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