おぎやはぎが聞きだした『キングオブコント』秘話「すべったボケに62万」

日刊大衆

おぎやはぎ
おぎやはぎ

 10月1日深夜に放送されたラジオ『木曜JUNK おぎやはぎのメガネびいき』(TBS系)に、、お笑いコンビ・ニューヨークの嶋佐和也(34)と屋敷裕政(34)が出演。同番組の前半は、とんねるずの石橋貴明(58)とマッコイ斉藤が生乱入して大騒ぎになったが、同日の本来のゲストだったニューヨークの2人は、9月26日に行われた『キングオブコント2020』(TBS系)の決勝戦について、スケールに大きい裏話を披露した。

「ラジオの中盤、ニューヨークが決勝戦で披露したネタがウケなかった、という話題になったんです。“床屋で変な髪形になったのを帽子で隠しているヤクザの屋敷が、帽子を取れ、という兄貴分の嶋佐に対して、取らないと言い張り続け、最後は嶋佐の堪忍袋の緒が切れ、ピストルでハチの巣にされる”というコントだったんですが……」(専門誌記者)

 おぎやはぎには好評だったものの、同時に小木博明(49)は「あのネタは単独ライブだったらすごく面白いネタなんだけど、こういうところだとなぁ」と鋭い指摘をして、ネタは褒めつつも『キングオブコント』向きのネタではなかったことを指摘していた。

■たった1回のコントに62万円

「ラストの銃でハチの巣にされる」の部分に関しては、「弾着(※撃たれたように服などに火薬を仕込んでタイミングよく破裂させる効果のこと)見せでハデにやったら面白いんじゃないか」という理由から、あえて効果音だけでなく、屋敷が撃たれるたびに仕込んだ火薬が破裂する本格的な表現を導入したことを嶋佐は明かしたのだが、「ホントに撃たれたみたいな空気になりました……」と、本格的すぎて逆効果だったことをボヤいたほか、弾着についての裏話を披露した。

「2人はTBSの知り合いのディレクターから、弾着の請求書が62万円だったことを告げられたというんです。屋敷いわく“弾着界のドン”と呼ばれる人を起用していたらしく、おぎやはぎたちを驚愕させていました。今回のようなたった1つのコントの一部分の演出にTBSは62万もかけていたんです」(前出の専門誌記者)

 今年は、コロナ禍でテレビ局は経済的に危機に陥っているとされている。その中で、たった1つのボケ、しかもニューヨークの2人自身が認めているように「スベったボケ」に62万円。7月8日のTBS定例会見で佐々木卓(たかし)社長はCM収入について「精査はしていないが、過去最大クラス(の激減)」「30%や40%も落ちている」としていたが、それだけに大盤振る舞いは際立つ。

■松本は「あんまり好きじゃない」と酷評!?

「今回の『キングオブコント』で審査員のダウンタウン松本人志(58)はニューヨークについて“あんまり好きじゃない”とイジっていましたが、これは『M-1グランプリ2019』で“笑ったツッコミはあんまり好きじゃない”と指摘した件を踏まえた天丼ネタです。

『KOC』後の9月30日、ニューヨーク・屋敷は『月刊よしもとオンラインイベント』で、“漫才の方で松本さんに褒められたい”と意気込みを見せていました」(女性誌記者)

 ニューヨークは19年の『M-1』でトップバッターだったが、自分たちについて解説している松本が「笑いながらのツッコミが好きじゃない」と発言したことに対して、天を仰いで「最悪や!」と絶叫。4月26日の『文春オンライン』のインタビューで屋敷は、「これは本音かネタか?」という質問に対して、

「半々ですね。このまま終わったら何もないなと思ったんで、なんか爪痕残さないといけないというのと、本音と。あれで盛り上がったとか言ってくれましたけど、それはたまたまです」

 と、コメント。同じく嶋佐も、フォローせずに一緒に不貞腐れた感じになった件について、「勝手にああいう感じになりました」「どんだけ不貞腐れても、今田さん(今田耕司)が笑いにしてくれるやろうという安心感があった」と、当時の心境を明かしている。

■後輩は「最悪や」発言を絶賛

「実は、屋敷のこの“最悪や”は、後輩芸人たちから非常に高く評価されているんです。19年12月のイベント『芸人夕方座談会「You gatta talk?」』では、お笑いコンビサンシャインが、“あの瞬間、ライブビューイングを行なっていたヨシモト∞ホールは、観客の笑い声で大いに揺れた”とまで評しています。すゑひろがりず南條庄助(38)も、“あのやりとりで、会場の空気がよくなった”と話していましたね」(前出の専門誌記者)

 見取り図の盛山晋太郎(34)も、今年3月29日の『文春オンライン』のインタビューで当時を振り返り、「あれでお客さんが温かくなったというか、ほぐれた感じしましたもんね。こんな感じで笑えばええんやという雰囲気になった」

 と、絶賛していると同時に、松本の発言を遮っての絶叫については「100パー、ボケです。芸人には、わかるんですよ。ただ、ネットとかでは一部、“失礼や”みたいに誤解されている人たちがいたようですね。松本さんも、そこはわかっていたはずです」と、フォローを入れていた。

■いずれTBSはお笑い界も席巻するかもしれない

「結果的に今回の『キングオブコント』は2位となったニューヨークですが、TBSも『M-1』で評判が良かった彼らだからこそ、62万円をかけたのかもしれません。TBSは、今年は同時期に放送した『MIU404』、『半沢直樹』、『私の家政夫ナギサさん』がすべて話題作となり、“ドラマのTBS”の印象が強い。しかし、いずれ“お笑いもTBS”になりそうですね」(制作会社関係者)

 TBSでは『水曜日のダウンタウン』が安定した人気を誇っているが、今年6月からは第七世代が集結した深夜バラエティ『霜降りミキXIT』を開始したり、7月からはバナナマンサンドウィッチマンをMCに『バナナサンド』をレギュラー化したりと、『水ダウ』以外のお笑い新規コンテンツ開拓にも抜かりはない。

 そもそも、『キングオブコント』も、ダウンタウンを総合司会にした、お笑い芸人がネタを披露する企画だけの番組を8時間にわたって生放送する異例の特番『お笑いの日2020』のトリとして放送された番組。コロナ禍でありながら非常にチャレンジ精神を見せている。こうした気合いが、「62万円」にも表れたのではないだろうか。

 成長を続けるニューヨークと、TBSのお笑い部門。どこまで成長していくのか、楽しみでならないーー。

「おぎやはぎが聞きだした『キングオブコント』秘話「すべったボケに62万」」のページです。デイリーニュースオンラインは、霜降りミキXIT南條庄助私の家政夫ナギサさんMIU404バナナサンドエンタメなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る