『ドクターX』米倉涼子フリー化で“必死のテレ朝”「内田有紀に懸けろ!」
テレビ朝日が誇る米倉涼子(45)主演の人気医療ドラマ『ドクターX』のスピンオフ『ドクターY~外科医・加地秀樹~』が、10月4日に放送される。『ドクターY』は、勝村政信(57)主演の、患者やマスコミの前では医療にまい進する「いい医師」を演じている加地秀樹の物語だ。
「米倉演じる大門未知子をはじめ、本家『ドクターX』のメンバーも数名出演します。特に注目されているのが、フリーランスの麻酔科医・城之内博美を演じる内田有紀(44)ですね。12年のシーズン1から登場していますが徐々に出番が増え、14年のシーズン3以降は大門の事実上の相棒として活躍したり、“城之内の癌を大門たちが治療する”というメイン回があったりと、シーズンを重ねるにつれて、どんどん存在感を出しています」(女性誌記者)
4日の放送についても、公式のあらすじで、
「加地の手術をサポートするため成鏡大学病院に呼ばれた城之内博美だったが、手術中にまさかの医療ミス!? 博美は窮地に立たされてしまう」「加地と医師や患者から絶大な信頼を集める外科医・那須浩一(佐藤隆太)との同時手術対決も! 加地は盟友でもある博美の窮地を救えるのか!?そして、手術を成功させることはできるのか!?」
と、かなり“内田寄り”に書かれている。
■内田は米倉以上の人気を博した過去
現在はすっかり大人の女優だが、90年代当時の内田は、『カルピスウォーター』のCMや『時をかける少女』(フジテレビ系)などで活躍し、絶大な人気を誇っていた。女性からの人気も高く、トレードマークであるボーイッシュなショートヘアを真似する女子が、かつての「聖子ちゃんカット」のように社会現象になっていたほどだ。
「02年~05年の間、芸能界を一時危機引退していましたが、06年に復帰。その後も、安定した人気を維持しています。
18年のNHK連続テレビ小説『まんぷく』に、“自分の幸せを後回しにしてしまうほど、周囲に自然な気遣いができる、心優しい長女・咲”を好演。復帰後の内田はクールな役が多く、“ふつうのお姉さん”が新鮮だったことも受けて、人気が再燃しました」(前出の女性誌記者)
内田の人気が再燃した理由の1つには、国民的ドラマに成長した『ドクターX』で主人公の相棒を演じたことがあるだろう。
■リアルでも大門と城之内のような関係
「やはり、バケモノ的な視聴率を取っている番組ですからね。そこでの米倉涼子の相棒となれば、必然的に内田への注目も集まる。その後、内田にオファーが殺到したのも、ドクターXのおかげだと思いますね」(専門誌記者)
内田は、主演の米倉と相性がいいと17年の『ザテレビジョン』のインタビューで話しており、米倉も「信頼関係が年々厚くなっているのは感じますね。今では、深いこともサクッと言い合うことができる関係なんですよ。しかも、その話を引きずらない!」と内田の人柄を絶賛。内田も「私たちの関係ってサッパリしていて、ちょうどいい距離感なんですよ。とても心地いいですね」と、互いを讃えていた。
しかし、米倉いわく「プライベートでは全然会わない」そうだ。劇中の「大門と城之内」のように、いい意味でドライかつ、根っこが繋がっている関係といえる。
■ポスト米倉として内田を検討?
テレビ朝日は、内田を米倉のような存在にしたいのでは、と推測する声もあるという。
「『ドクターX』は、19年のシーズン6も関東地区の世帯平均視聴率 18.5%(ビデオリサーチ調べ)と大成功でしたが、主演の米倉が“特定の役に縛られてしまうことに不満をこぼしている”“27年以上所属した独立前の事務所の社長に対する恩義があったが、社長が退任して会長になったから出る理由がなくなった”と、たびたび報じられてきました。
今年3月末で、米倉が事務所を退所して個人事務所『Desafio』(デサフィオ)を立ち上げたことから、より“米倉X降板説”に拍車がかかっていましたよね」(専門誌記者)
しかし、今回『ドクターY』に出演したことで、現在、ドクターX降板説は落ち着きつつあるが……。
■内田はまだテレ朝に染まっていない
「それでも“21年に放送されるのがファイナルシーズン”と推測する声は多い。米倉はしっかり筋を通して退所しているので、前事務所との関係も良好だし、“ファイナルだからこそしっかりとやりたい”と意気込みを見せているようです。
テレ朝は『ドクターX』に代わる人気コンテンツが必要ということになる。そこで内田が期待されているのかもしれません。『ドクターX』の設定はそのままで、今度は内田を主人公に据えたスピンオフを、そのまま連続ドラマ化する、という方法も可能性はあると思います」(制作会社関係者)
「テレ朝の顔」となった米倉と違い、内田はこれまでテレビ朝日のドラマにあまり出ていない。
内田が『ドクターX』以外に出演したのは、07年の『新春ドラマスペシャル・マグロ』、10年の『検事・鬼島平八郎』と、13年の『ダブルス〜二人の刑事』の3作品のみなのだ。
■目指すのは打倒TBSか
「逆に言えば、テレ朝のドラマで内田は“大門の相棒”以外のイメージが根付いていないんです。米倉は12年11月の『週刊ポスト』(小学館)でも報じられていましたが、テレビ朝日の早河洋会長を“ひろし”と呼ぶほどの仲で、今回の『ドクターX』続投も、“会長が直接米倉と話を付けた”とされるくらいです。米倉とテレ朝は今後もつながりはあるとは思いますが、やはりテレ朝は内田という選択肢も増やしたいのかもしれません」(前同)
早河会長はTBSが『半沢直樹』の最終回で視聴率32.4%の大成功を収めた件について9月29日の定例会見で「ドクターXは負けましたが、ジェラシーという思いはわきませんでした」「配役、個性的な俳優さんの演技、それをあやつった演出力ですね。静かに、大きな声では言いませんが、敬意を表したい」としていた。
打倒・TBSのためにも、内田が米倉の後を継ぐ!