木村拓哉、視聴者がモヤる「違和感CM」が量産されるワケ
かつてはトップアイドル、現在は“イケおじ俳優”の代表として、長年にわたってファンを魅了し続けている元SMAPの木村拓哉(47)。今年1月からは「マクドナルドの顔」に就任し、CM内ではドラマとは一味違ったコミカルな表情を見せている。
先月29日に「ちょいマック」の新バージョンCM“寄り道”編が公開されると、ファンの間ですぐさま「カッコかわいい!」と話題に。一方で、その内容になんともいえない“違和感”を感じている視聴者も少なくないようだ。
■もうチェックした?マイルドヤンキー風のキムタク新CM
新たに公開された30秒CMのストーリーは、街中を歩いている木村が待ち合わせ相手に「もしも~し。今近くだからもう着く」と電話をかける場面から始まる。途中でマックのポスターを見かけると「ああ、ごめん。用事あったんだわ。ちょい寄ってくとこあってさぁ。ほんのちょいだから、ちょい待ってて。ちょいマックしたらすぐ行くよ」と“ちょいマック”したいがための言い訳を始め、最終的に「え?ちがっ!俺が言ったのはちょいマッチョな先輩の、そう、カノジョさんが…」としどろもどろになるというものだ。
「ちょいマック」に引っ掛けて“ちょい”というワードを連呼しまくるパワープレイも気になるが、もっと気になるのは「ちょいマッチョな先輩のカノジョさんが…」というくだり。マイルドヤンキー風の砕けた口調もさることながら、実年齢47歳の木村の先輩で、しかも“カノジョさん”呼びということは、電話のお相手は“還暦迫る50代未婚のマッチョ”なのだろうか……などとさまざまな想像がふくらむ。
視聴者も同じ疑問を抱いたようで、SNS上でも「一体何歳の設定なんだろう?」「アラフィフで彼女さんとか言わないだろ?と見るたび突っ込んじゃう」「色んな方向でモヤる」「48歳以上の先輩で彼女って設定にムリがあり過ぎ」とツッコミが相次いでいる。
■キムタクが“異例の弁明”!?CMの‟違和感”は制作側の狙い!?
「マックのCMシリーズは、これまでも木村の“クセが強すぎるハンバーガーの持ち方=キムタク持ち”といい、“ドライブスルーで、ちょいマックぅ~!”のノリノリ熱唱といい、何かと話題をさらってきました。CM内の木村のキャラクターは、あえて全編にわたって本人の実年齢より若い雰囲気で設定されていますよね。一部“痛々しい”“嫌い”といった辛らつな声もありますが、この違和感が注目を集める引きになっていることは事実なので、制作サイドの狙いは成功と言えます」(女性誌記者)
一方、木村本人もネット上の評判は気になるのか、7月26日放送のラジオ番組『Flow』(TOKYO FM)の中で、「あのドライブスルーの歌はですね、アドリブではありません」とリスナーからの質問に答える形で“異例の弁明”を行っている。
■キムタクのCMに今の若者たちが“モヤる”理由とは……
「実は、お金を出すスポンサーの幹部や役員たちの中にも、90年代から木村の活躍をリアルタイムで追いかけてきた“往年のキムタクファン”がたくさんいるんです。矢沢永吉(71)に代わって8月から新たに起用された日産CMの“やっちゃえ~”もそうですが、起用する側がいつまでも『若々しくてカッコイイキムタク』を求めているんでしょうね。当然ながら代理店やCMプランナーはスポンサーの意向を反映したCMを作ることになりますし、木村がそのオーダーにプロとして全力で応えた結果、ああいったテイストに仕上がっているということです。まあ木村の全盛期を知らない若者たちが“モヤる”のも無理のないことかもしれませんね」(前同)
CMやドラマに出るたび、その一挙手一投足が大きな注目を浴びる木村。その唯一無二の存在感と影響力は、アラフィフとなった今も健在のようだ。