サンスポ水戸正晴の「絶対万券」論「アイスストームの末脚炸裂」 (2/2ページ)

アサ芸プラス

稽古の動きもリズミカルで大幅な良化ぶりを見せている。

「いい時の状態に戻っている。速い時計が出る開幕週の馬場もプラス。楽しみにしている」と、吉村調教師をはじめ、厩舎スタッフが口をそろえるほど。力を出せる仕上がりにあるのは間違いなさそう。ならばチャンスがあっていい。

 全5勝のうち2勝をあげているように、直線の長い東京コースは相性がよく、距離もピッタリ。走れる条件はそろっている。

 祖母ストームソングは、BCジュヴェナイルフィリーズなどGI2勝の名牝で、ミッドサマーフェア(GIIIフローラS)が近親にいる血筋。良馬場なら一発十分とみる。

 一方の京都大賞典は、頭数がそろう。目移りしてしまうが、最も狙ってみたいのは、アイスバブルだ。

 前々走の目黒記念は2着に好走したが、前走の新潟記念は16着と凡走。3カ月ぶりの実戦で本調子ではなく、参考外にしていい。

 それに一度使われた今回は違う。乗り込み量が実に豊富で、1週前の追い切りは、しまいの伸びがよく、文句なしだった。

 池江調教師は「ハナからここが目標。距離が伸びていいタイプ。相手はそろっているが、そう見劣りしない。状態は一変しているし、ここは楽しみ」と、ヤル気をにじませていた。

 京都コースは〈1 1 1 0〉と相性がよく、こちらも走れる条件がそろっている。クロフネ(NHKマイルC、JCダート)ほか近親、一族に活躍馬がズラリといる良血。大駆けがあっても不思議はない。

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