今年１月発売の『週刊文春』（文藝春秋）で、俳優の東出昌大（３２）との３年間にわたる不倫関係を報じられた女優の唐田えりか（２３）。

　東出は騒動発覚以後、総バッシングに遭って８月に妻の杏（３４）との離婚を発表。しかし、出演作の映画『コンフィデンスマンＪＰ　プリンセス編』や『スパイの妻』が話題となり、地上波などへの出演もはたしている。

　一方の唐田は、不倫報道以降、公の場に一度も姿を現してこなかったものの、１０月８日発売の『女性セブン』（小学館）が唐田の近況を伝え、大きな話題を呼んでいる。

　１０月上旬、都内のオフィス街に姿を現した唐田は装飾が施されたマスクを装着し、肩まであった長い髪をばっさり切ってショートカットにイメチェン。周囲からは唐田だとは決して気づかれないようないでたちだった。

「唐田は芸能活動を再開させる前に、所属事務所で電話番などの事務仕事をしているそうです。不倫が報じられた直後は精神的にも追い詰められていたといいます。ネット上でも激しいバッシングが相次ぎ、１人では乗り越えられないような状態にあったそうです。

　不倫報道後すぐ事務所は、契約しているマンションで唐田をかくまい、事務所スタッフがサポートをしていたという話ですね」（芸能記者）

■猫Ｔシャツが「匂わせ」!?

　今回の『女性セブン』の報道で、事務所のサポートの内容が一部明らかになった。

「唐田の所属事務所は“万が一”が起こらないように、しっかりと責任を果たしていたということですよね。本来であれば事務所からクビを宣告されてもおかしくないことをやってしまったわけですが、事務所も、唐田の女優としてのポテンシャルを信じて、まずは事務作業から徐々に、ということなのでしょう」（前出の芸能記者）

　しかし、一部では『女性セブン』に写真が掲載された際の、唐田の服装に批判的な声が上がっているという。

「唐田は、猫の写真がプリントされたオーバーサイズのロングＴシャツを着ているんです。ただ、彼女は２０１７年のドラマ『ブランケット・キャッツ』（ＮＨＫ）のインタビューで“猫アレルギーなので猫は飼えない。飼うとしたら犬”と明かしています。一方、かつての不倫相手である東出は、過去に代々猫を５匹飼っていたという大の猫好き。

　犬派の唐田が猫Ｔシャツを着ていたため、“完全に匂わせ”といった声も上がってしまっているんです。ただ猫アレルギーでも猫好きの人はいますから、批判はただのこじつけにも思えますが……。

　唐田に対しては今後も厳しい声があるでしょうが、事務仕事をこなしつつ復帰を目指してほしいですよね。不祥事を起こした芸能人の中には事務仕事から復帰を果たした人もいますからね」（前同）

■モー娘。加護ちゃんは喫煙発覚で……

　元モーニング娘。の加護亜依（３２）は、２００６年２月の『ＦＲＩＤＡＹ』（講談社）に喫煙写真を掲載された。当時、未成年だったこともあり、事務所から謹慎処分がなされ芸能活動を休止。謹慎期間中は所属事務所の所務やライブの裏方などの仕事をこなしていたという。

「その１年後の２００７年１月の『週刊現代』（講談社）に、今度は１８歳年上の男性との温泉旅行や喫煙疑惑が掲載され、加護は当時の所属事務所を解雇されています」（芸能プロ関係者）

　お笑い芸人の狩野英孝（３８）も、謹慎期間中に事務所の仕事を手伝っていた１人だ。

　狩野は２０１７年１月２０日発売の『ＦＲＩＤＡＹ』にて、当時１７歳のアイドルとの交際疑惑が報じられた。翌２１日に記者会見を行った狩野は「ご迷惑、お騒がせして誠に申し訳ありません」と謝罪。芸能活動を当面自粛することを発表した。

「２０１７年６月１日に謹慎が解除されましたが、謹慎期間の終盤には事務所のデスクワークを手伝っていたといいます」（前出の芸能プロ関係者）

■「芸能人じゃないオーラだった」

　２０１７年６月３日放送の『土曜ワイドラジオＴＯＫＹＯナイツのちゃきちゃき大放送』（ＴＢＳラジオ）に出演した、事務所の先輩であるナイツの２人は謹慎期間中の狩野について言及。

　塙宣之（４２）は「狩野は（謹慎の）最後のへん、事務所で働いてましたからね」と明かし、土屋伸之（４１）も「事務所のデスクの人の作業手伝ってました」と語った。狩野の様子について塙は「芸能人じゃないオーラだった」と、土屋は「オフってた」と評した。

「狩野は見事に復活を果たし、現在は第一線で活躍しています。加護はスキャンダルに次ぐスキャンダルでなかなか完全復帰はかないませんでしたが、現在は家庭を持ち、ＳＮＳもコンスタントに更新しています。唐田も事務仕事をこなしつつ、復帰のタイミングを探っているのではないでしょうか」（前同）

　街を歩く姿からも“オフって”いる状態だと分かる唐田。不倫報道から９か月、彼女の女優復帰はいつになるのだろうか……。