阪神、今オフ“阪神ファン”の大野を獲得? ドラフト戦略で好感触も、上層部は長年の「悪癖」を危惧か (2/2ページ)
でも、オーナー、球団社長などの要職は阪神出身者で固められ、阪急側もそれを容認し、一歩引いた立場でした」(ベテラン記者)
関西系メディアが角氏にタイガースの質問をし、氏もそれに応じたのは、何か目的があってのことではないだろうか。
先の阪神OBのプロ野球解説者がこう続ける。
「目下2位という成績に、賛否両論です。他のセ・リーグ5球団に対し、対戦成績で負け越しているのは、巨人だけ。ヤクルトとは互角、他チームには勝ち越しています。2年目小幡の成長、復調しつつある藤浪。プラス材料も多いですが、巨人対しては9年連続での負け越しで、チームの失策の多さは相変わらず。矢野采配をどう評価すべきか、詳細な分析をしていく必要がある、と」
現時点では憶測の域を出ないが、中日・大野雄大がFA権を行使すれば、「京都府出身、少年時代は阪神ファン」と“トラ優勢”になるという。また、大学屈指のスラッガー・佐藤輝明内野手(近大)も「阪神ファン」と伝えられている。FAでナンバー1左腕を獲得し、ドラフトで意中のスラッガーを引き当てたら…。近年の阪神のオフは大型補強で盛り上がって、ペナントレースの敗因など忘れてしまう、そんな感じだ。角氏はそんな現状を憂いていたのかもしれない。(スポーツライター・飯山満)