“難解すぎる”映画「テネット」がコロナ禍に世界で大ヒットしているワケ (2/2ページ)
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ノーラン監督は過去作「メメント」や「インセプション」「インターステラー」でも複雑怪奇なシナリオでファンを唸らせたが、今作「テネット」は“ノーラン史上最も難解”ともっぱらの評判だ。
“時間の順行と逆行”をテーマに据え、第三次世界大戦の勃発を防ぐという大きなミッションを託された主人公の奮闘を描いたアクション大作だが、初見ではその内容を完全に理解することがほぼ不可能なほど、複雑に入り組んだ内容となっている。これが興収面で奏功し、SNSでは複数回にわたって「テネット」を鑑賞したことを報告するファンのツイートが続々と投稿され、多くのリピーターを生んでいるようだ。
コロナ禍におけるライバルの不在に始まり、IMAXシアターとの相性、そして“後を引く”面白さを備えるシナリオの存在。これらの要素が重なり合うことで、未曾有の危機に見舞われた映画館に一筋の光明をもたらすことができているのかもしれない。
(木村慎吾)