金正男“暗殺実行犯”が釈放されていた!北朝鮮工作員の恐るべき手口とは? (2/2ページ)
ライアンは2年間にわたり、クアラルンプール、インドネシア、ベトナムで徹底した取材を敢行。映画ではアイシャさんとフオンさんをはじめ、事件の真相を追っていたマレーシアの記者やワシントン・ポスト記者、弁護士、さらに彼女たちの家族や友人など、数々の関係者から証言を得ており、報道されていない、いわば闇に隠されていた事件の裏側が次々と明らかにされています。マレーシアで有罪となったら早期の死刑は必至。ライアンは2人の公判が始まる前から本作の製作に着手していたといいますから、映画からも、間違いなくその熱量が伝わってくるはずです」(映画雑誌ライター)
北朝鮮事情通によれば、金正恩氏は海外で自分がどのように報道されているかを、常にチェックしているそうなので、同氏が何らかの方法でこのドキュメンタリー映像を入手している可能性は、きわめて高い。
事実は小説よりも奇なり。奇想天外なスパイ映画をも凌駕する歴史的な暗殺劇の全貌に迫った同映画の感想を、ぜひ金正恩氏にも聞いてみたいものだ。
(灯倫太郎)