田中みな実『ルパンの娘2』にやっぱり出る!!「ドタキャン騒動」全真相！
フリーアナウンサーで女優としても活動している田中みな実（３３）。今年８月には心機一転、広末涼子（４０）や戸田恵梨香（３２）らが所属する事務所へと移籍し、１２月から放送予定のＮＨＫドラマ『ノースライト』への出演も決定。役者としてのキャリアを順調に歩み始めている。
「田中は、２０１９年に放送された山口紗弥加（４０）主演のドラマ『絶対正義』（フジテレビ系）で本格的に女優デビューしたばかりで、役者としてはまだひよっことも言えますよね。ちなみに、山口は田中の新たな移籍先に所属しています。
さまざまな作品に出て、経験を積みたいところでしょうが、１０月１５日発売の『女性セブン』（小学館）では、深田恭子（３７）主演のドラマ『ルパンの娘』（フジテレビ系）の第２シリーズに出演予定だった田中が、事務所移籍後、出演を取りやめたいとフジテレビ側に申し出た、と報じています」（テレビ誌記者）
■出演辞退から一転、やっぱり出る！
田中は、同作の第１シリーズ５話に、女泥棒の双葉美羽役で出演していた。
ドラマ関係者はこう話す。
「田中さんサイドからフジテレビに対して、辞退の申し出があったのは事実のようです。ただ、紆余曲折があって、出演取りやめから一転、結局『ルパンの娘』への出演が決まったといいます」
『女性セブン』によると、辞退を申し出た田中は本格派女優として活動する今後を考えて、「イロモノ役は避けたい！」との意図があったのではないか、ということだったが――。
「田中さんがＮＨＫで出演する『ノースライト』は、『半落ち』（講談社）や『クライマーズ・ハイ』（文藝春秋）で知られる横山秀夫氏（６３）の同名小説が原作のミステリー作品です。西島秀俊さん（４９）が主演を務め、北村一輝さん（５１）や寺脇康文さん（５８）ら豪華出演陣が脇を固めます」（ワイドショー関係者）
■イロモノからの脱却へ
前出のワイドショー関係者は続ける。
「『ルパンの娘』は、突然ミュージカル調に場面が展開するといった、コメディチックな演出が盛り込まれるなど、民放ドラマの中でもかなりクセの強い作品です。田中さんが演じた双葉美羽は、甘い言葉など、女性としての艶やかさをフル活用して男を誘惑して金品を奪う泥棒でした。
また、田中さんは４月から放送され、一部で“ネタドラマ”とも評されていた『Ｍ 愛すべき人がいて』（テレビ朝日系）に、眼帯をした秘書・姫野礼香という強烈すぎるキャラクターを演じていました。
何かと、“イロモノ役”に縁がある田中さんは、こうした役を演じたイメージから脱却。格式と影響力の高いＮＨＫの『ノースライト』を皮切りに、本格派女優への道を歩みたいと考え、出演辞退を申し入れたのかもしれません」
自身の女優としてのキャリアを考えた結果の、苦渋の決断だったということなのか。
前出のドラマ関係者は言う。
「田中さんサイドが『ルパンの娘』の辞退を申し入れた大きな理由は、やはり所属事務所の移籍だといいます」
■田中みな実でしか考えられない役
事務所を移籍したことで、田中の売り出しの方針も大きく変わったようだ。
「元々、田中さんの出演は、前事務所にいたときに決まっていたといいます。ところが、事務所を移籍した後に、辞退の申し入れがあったと。要は事務所が変わり、出演作の選別など、田中さんを売り出す方針が変わった。その一環で『ルパンの娘』への出演を見送ろうという話になったようです」（前出のドラマ関係者）
一度は流れそうになった出演。ただ、フジテレビは諦めなかった。
「第１シリーズでゲスト出演した田中さんですが、非常に反響が大きかった。ドラマへの注目度も、田中さんが出た５話を境目に上がったといいます。それで田中さんが演じた双葉美羽を、今作はメインキャストに据えてやろうという話も出たとか。
ただ、出演見送りの話が出てしまったので、制作サイドはかなり焦ったといいます。一時は双葉美羽を別の女優にやってもらうという話もあったとのことですが、前回、ドラマが話題になったのは田中さんあってこそ。他の人では絶対にダメだ、という話になったそうです」（前同）
■幹部も出動！そして大逆転
田中以外が演じる双葉美羽は考えられない。フジテレビは、田中の移籍先に直談判しに行ったという。
「フジのドラマ制作の幹部が、田中さんの新事務所に交渉に行ったといいます。そこで幹部が頭を下げて、なんとか出演して欲しいと嘆願したそうです。この熱意に田中さんサイドも押されて、大逆転で出演が再決定したそうなんです」（前出のドラマ係者）
再び、双葉美羽としての姿が見られるのは、フジテレビだけでなく、ファンにとっても朗報だろう。
「色っぽくて刺激的なコメディの『ルパンの娘』、そして硬派な『ノースライト』での演技。カラーの違う田中さんが２つも見られるのですから、楽しみですよね」（前同）
女優としての道は始まったばかり。改めて、田中の怪演に期待したい。
