めばちこ、さら、カッターシャツ... 関東人には理解できない?「実は方言だった関西弁」まとめ

Jタウンネット

これ...関西弁だったの?(画像はイメージ)
これ...関西弁だったの?(画像はイメージ)

[ちちんぷいぷい-毎日放送]2020年10月7日放送の「へえ~のコトノハ」のコーナーでは、実は関西でしか通じない言葉について調べていました。

関西ではメジャーだけど、他県民からすれば「???」。番組では、語源に詳しい京都先端科学大学の丸田博之教授と大阪の町を歩きながら、そんな言葉を探していました。

これ...関西弁だったの?(画像はイメージ) なおす、つぶれる、押しピン...

薬局で見つけたのは「めばちこ」。これは共通語では「ものもらい」のこと。

目をパチパチすることをいう「目弾き」が「目バチ」になり「めばちこ」に。

共通語の「足をくじく」は、関西では「足ぐねった」に。この「ぐねる」というのは「曲がる」の意味の「くねる」が濁ったものだとか。

クリーニング店での「カッターシャツ」は「Yシャツ」のことで、1918年に誕生したスポーツメーカー「ミズノ」のスポーツシャツの商品名です。同社の創業者が野球観戦で「勝った」をもじって「カッターシャツ」と命名したそうで、本社のある関西だけで使われています。

そのほかにも、関西でしか通じない言葉は、

「さら」→「新品」「なおす」→「片づける」「つぶれる」→「故障する」「押しピン」→「画びょう」「さぶいぼ」→「鳥肌」

などたくさんありますが、どうして関西ではこういった言葉を使い続けるのでしょうか。

丸田教授は「共通語を関西人は知っているんですよ。でもそんなんに流されるよりも、もう一つ上に行こうという感覚があるんです」と話していました。

他府県の人に指摘されて初めて通じないことに気づくものもありますが、関西人にとって関西弁の表現の方がしっくりくることが多いような気がします。

(ライター:まみ)

あなたが「共通語だと思い込んでいた方言」、募集しています

Jタウンネットでは、あなたが「共通語だと思い込んでいた方言」についての情報を募集しています。読者投稿フォームもしくは公式ツイッターのダイレクトメッセージ、メール(toko@j-town.net)から、該当する言葉とそれに関係するエピソード、お住まいの都道府県、あなたの年齢(20代、30代など大まかで結構です)、性別、職業を明記してお送りください。

「めばちこ、さら、カッターシャツ... 関東人には理解できない?「実は方言だった関西弁」まとめ」のページです。デイリーニュースオンラインは、社会などの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る

人気キーワード一覧