ＬＩＮＥ株式会社が運営するＬＩＮＥリサーチが、２０２０年の人気アイドルグループに関する調査を実施。その第一弾として、１０月１５日に男性アイドルグループの総合ランキングと人気グループのファン層について調査結果を公開した。

　約５７万人が回答したといい、その結果、男性アイドルグループ総合ランキングで嵐が１位に輝いた。また、男女年代別ランキングでも男女ともにすべての年代で嵐が１位になった。

　また、男女別で嵐のメンバーの人気ランキングも実施され、双方で大野智（３９）が１位となった。

「大野以降の順位を見ると、相葉雅紀（３７）が女性で２位だったものの、男性では４位。櫻井翔（３８）は男性では２位、女性では３位。二宮和也（３７）は男性３位、女性４位という結果になりました。そして男女共通の５位は松本潤（３７）。しかも、１位から４位までは、得票率が１１％以上あるにもかかわらず、松本だけは２ケタを割り込み、男性では７．５％、女性では９．９％でした」（女性誌ライター）

■「松潤からのメールは５秒で返す」

　松本は、嵐のコンサート演出担当として、嵐のステージを牽引している。女性誌記者は、

「嵐はリーダーこそ大野ですが、松本は演出も担当している“嵐の顔”とも言うべき存在でしょう。ただ、最下位になってしまった要因となりえるようなこともあったんです」

　と話し、こう続ける。

「２月２９日に配信された嵐のドキュメンタリー『ＡＲＡＳＨＩ‘ｓ　Ｄｉａｒｙ－Ｖｏｙａｇｅ－』（Ｎｅｔｆｌｉｘ）の第３話、第４話では、ツアーのリハーサルスタジオでのレッスンの休憩中、松本以外のメンバーがじゃんけんを始めて、負けた大野が“俺かよ……”とつぶやいて、スタッフと打ち合わせ中の松本に歩み寄り、“全体、以上かな？”と声をかけるんです。大野が松本に帰って良いかお伺いを立てているのですが、松本の気迫を他のメンバーがいかに恐れているかが伝わってくる場面でした。

　２０１９年１１月２１日放送の『ＶＳ嵐』（フジテレビ系）では、松本が大野の“メールの返信が早い”とコメント。これについて大野は“松潤なんてメール来たら怖えじゃん、２時間くらい遅れたらもうやべえじゃん”と返答。他の番組では“松潤からのメールは５秒で返す”と発言したこともありました。

　また、２０１９年１１月に二宮が結婚を発表した際も、松本は猛反対し、怒りを露わにしていたという報道がありました。このように、松本は嵐に対して誰よりもストイックかつ厳しいのでしょう。そうしたことが“怖い”という印象につながっているのかもしれません」

■個人露出が低いのも要因？

　嵐は現在、グループとして『ＶＳ嵐』、『嵐にしやがれ』（日本テレビ系）のレギュラーを持っているほか、メンバーそれぞれのレギュラー番組もある。

「二宮は『ニノさん』（日本テレビ系）、櫻井は『櫻井・有吉ＴＨＥ夜会』（ＴＢＳ系）に『ｎｅｗｓ ｚｅｒｏ』（日本テレビ系）のほか、『嵐にしやがれ』の後番組『１億３０００万人のＳＨＯＷチャンネル』のＭＣ就任も決まっています。相葉は『相葉マナブ』（テレビ朝日系）や『Ｉ ＬＯＶＥ みんなのどうぶつ園』（日本テレビ系）、そして『ＶＳ嵐』の後番組『ＶＳ魂』のメインになることが発表されています。

　ただ、松本は、こうしたレギュラーのバラエティー番組を持っていません。また、『花より男子』（ＴＢＳ系）などの多くのテレビドラマに出演してきましたが、２０１８年１月期に放送された『９９．９－刑事専門弁護士－』（ＴＢＳ系）以来、連ドラ出演からも遠ざかっています。こうした個人での露出が少なく、ファン以外の視聴者の目に触れる機会が少ないのも、最下位の要因になっているかもしれません」（前出の女性誌記者）

■大野もレギュラーはないが……

　松本だけでなく、大野もレギュラー番組を持っていない。

「大野もレギュラー番組はなく、連ドラも２０１６年４月期の『世界一難しい恋』（日本テレビ系）と松本より長いあいだ出演していませんが、人気ランキングで１位を獲得しています。

　大野は優しそうな雰囲気があって、イメージが抜群に良い。メンバーにも優しいですし、自然体で無理なく振る舞っている。また、歌もダンスの実力もグループで一番。アーティストとしても個展を何度も開くほどの実績がある。こうした姿が世間にも浸透していることもあって、個人のレギュラーがなくても１位を獲得できたのではないでしょうか。たしかに、“厳しい”松本と”優しい”大野、両者は対極にあるような感じもしますね」（前出の女性誌記者）

　プライベートで松本は、ドラマ『花より男子』で共演した女優の井上真央（３３）との交際が長らく噂されているが……。

「実際のところ、今の２人の関係がどうなっているかはどこもつかんではないののではないでしょうか。

　ただ、井上さんとの噂がある松本さんですが、２０１６年１２月の『週刊文春』（文藝春秋）にセクシー女優Ａさんとの４年間に渡る交際が報じられました。二股交際がスクープされた際、松本さんは“その女性を知らない”とシラを切り続け、その後も表立っての釈明や処分などはありませんでした」（ワイドショー関係者）

■松本はスルー、大野は謝罪

　嵐のメンバーでは、２０１５年９月の『ＦＲＩＤＡＹ』（講談社）に、大野と元女優のＮさんが半同棲しており、焼肉デートや岩盤浴デートを重ねていると報じられた。

「報道翌日の宮城でのコンサート前、大野さんは一部スポーツ紙の取材に応じ、同棲と交際を否定。さらに“誤解を生む行動をとってしまったことを反省してまして、もう会うことも一切ありません”と謝罪もしました。

　松本さんも写真ありの二股疑惑報道があったにもかかわらず、一切のお咎めも釈明もなし。一方、大野さんは１人の女性との交際報道で謝罪するという対応の差が出てしまい、当時、“松本へのえこひいきではないか”という声が多くありました。このときの対応の差を、今でも気にしている人がまだいるのかもしれませんね」（前出のワイドショー関係者）

　嵐のライブの要である松本が最下位という意外な結果。２０２１年以降のソロ活動では、個人の人気が重要になってくる。松本のリベンジに期待したい。