大きな祝福に包まれたナインティナインの岡村隆史（５０）の結婚。岡村は１０月２３日、自身がパーソナリティを務めるラジオ番組『ナインティナインのオールナイトニッポン』（ニッポン放送）内で、結婚していたことを明らかにした。

　この日の放送では、当然ながら岡村の結婚がメインの話題に。番組中盤に相方の矢部浩之（４９）から促されると、岡村は「ストレートに発表させていただきます。結婚しました」と報告。「僕としてはリスナーに一番に発表したいという思いがあった」と、ラジオの生放送で結婚を発表した経緯を説明した。

　お相手は３０代の一般女性で、１０月１０日に婚姻届を提出し、すでに都内の自宅で同居を始めているという。

「相手の女性とは１０年来の友人だったようですが、この半年間でグッと距離が縮まったといいます。岡村は４月に『オールナイトニッポン』内で、コロナ禍で女性の収入が減り“美人さんがお嬢（風俗嬢）やります”という、女性蔑視とも取れる発言をして、大バッシングを受けました。

　岡村は結婚を決めた理由について“半年くらい本当に支えてもらった。ラジオで失言し、叱ってもらった”と明かし、“何婚”かと問われると“支えられ婚”と自ら命名しましたよね」（芸能記者）

■ラジオ終了後に取材に応じるも

　番組終了後、ニッポン放送に詰めかけた報道陣の前に、大きな花束を持って現れた岡村は「何をしゃべっていいか、まだ緊張しています。まだそういう実感もないんですけど、これから思います。本当に遅くまですいません」と恐縮した様子だった。

　結婚式の予定を尋ねられると、「まだ何も、全然決まっていない状態です」とし、子どもの予定については「ないです」と話した。

　また、妻は誰に似ているかという質問には「全然思いつかなくて申し訳ないです」と明かし、妻について「僕にはすごく厳しくて優しい方です。普通の方ですけど、僕にとっては素敵な方です」とノロける場面もあった。

■関西弁にも親しみを感じた？

　バラエティ番組関係者は話す。

「相手の女性とは１０年間ずっと交際していたわけではなく、友達以上恋人未満のような関係だったそうですね。

　女性は京都出身だそうです。岡村さんは大阪でもレギュラー番組を持っていて、プライベートでもたびたび大阪の実家にも帰っていましたから、関西に愛着を持っているのは間違いありません。大阪弁と京都弁は異なりますが、広く関西弁という点にも岡村さんは親しみを持ったのではないでしょうか。

　ただ、岡村さんは今後も正式な会見は“絶対にしない”と話しているようなんです。ラジオ終わりに待ち受けていたマスコミに向けてコメントを出しましたが、誠実な取材対応ではありましたが、芸人にもかかわらず、１つもボケがありませんでしたよね（笑）」

■私生活を語るのが「恥ずかしい」

　番組終了後、相方の矢部も取材に応じており、岡村の結婚について「本当によかったです」と話したものの、「（岡村は）緊張してましたけど、全然おもしろくなかったです。今までで一番おもしろくなかったです。今日はずっと固かったです、緊張して。だから全然おもしろくなかったです」と冗談交じりに語っている。

「『めちゃ×２イケてるッ！』（フジテレビ系）での岡村さんを見ても分かるように、彼はキャラになり切って何かをやり遂げることは得意なんですが、自分のことを話すことが超がつくほど苦手。

　長年、第一線で活躍している岡村さんですが、“自分のことは上手く話せないし、面白いことも言えない。何より恥ずかしいから会見はやらない”ということのようで……。ラジオ終わりに報道陣に語るぐらいが彼の精一杯。ただ、そういったことからも岡村さんの真面目な人柄がうかがえますよね」（前出のバラエティ番組関係者）

　今後も、岡村の口から結婚生活について語られることはないのかも!?