世界の福本豊〈プロ野球“足攻爆談!”〉カープが来季に逆襲する理由とは!? (2/2ページ)

Asagei Biz

最初は結果を残しても、対戦相手にデータがそろったらダメになるようではアカン。研究されても、それを上回る技術を練習で身につけてほしい。勢いだけでは生き残れない。悪い例が、野間。2014年のドラフト1位で、それこそ宇草と同じぐらいの足の速さがある。僕はFAで巨人に移籍した丸の穴を埋めると思っていたけど、昨年はレギュラーとして期待されたのに打率2割4分8厘。今年はガタッと出場機会が減ってしまった。

 10月11日には昨年のドラフト1位の小園もようやく、今年初めて1軍に上がってきた。エリート育ちで1年目から使われていたけど、今年はずっと2軍暮らし。次から次に若い選手が昇格しているのに、声がかからず、相当に悔しかったろう。空回りする可能性もあるけど、気合いは入っていると思う。小園もプロフィールでは50メートル走のタイムが5秒8。宇草と小園の1、2番が定着するようになれば、おもしろい。二遊間の菊池涼、田中広も全盛期の力はない。小園がもっと激しいレギュラー争いをしないといかん。

 鈴木誠、西川、堂林、松山、坂倉、會澤と、打つほうは脂の乗りきった選手がそろっている。来年はカープの逆襲があると思うで。

福本豊(ふくもと・ゆたか):1968年に阪急に入団し、通算2543安打、1065盗塁。引退後はオリックスと阪神で打撃コーチ、2軍監督などを歴任。2002年、野球殿堂入り。現在はサンテレビ、ABCラジオ、スポーツ報知で解説。

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