意識は「物質と電磁気エネルギー」であるとする新理論。もしそうならAIに意識を宿すことも可能となる(英研究) (1/3ページ)
意識は物質とエネルギーであるという新理論 /iStock
意識とはいったいどこからくるのか?それは脳のみで発生しているのか?超高速で膨大なデータを演算処理する意識の不思議な力の源泉は何なのか?
科学者は常にその答えを探し求めている。
最新の研究によると、ある研究者は、意識は「物質とエネルギー」で生じているという新理論を展開した。この理論が正しければ、自意識を持ったAIの開発も可能だという。
・意識するほど難しくなる意識に関すること
「愛とはため息でできた煙のようなもの」これはロミオとジュリエットのセリフである。ロミオが口にしたこのセリフは、ほとんど関連性がない「愛」という感情、「ため息」という動作、「煙」という物理的なガスが、シェイクスピアの頭の中でつなぎ合わされて紡ぎ出されたものだ。
これを読んだ者は特に違和感を感じることもなく、一編の詩として認識し、愛という人間の感情の中でもっとも甘美でときにほろ苦い感覚を想起することができる。
もっと身近な例をあげるなら、すぐ目の前の景色がある。その景色は、色や質感、輪郭や動きといったいくつもの要素で構成されているというのに、1つの景色として統合されて認識されている。
脳内のそれぞれ異なる場所にある情報はどのようにして1つのものとして認識されるのか? これはまだ未解決のままであり、脳科学では「結びつけ問題」と呼ばれており、未解決問題の一つである。
いくつもの計画や実行段階がありながらも、それらを一瞬で把握し、1つのものに統合して解決する。これは人間なら子供でさえ容易くやってのけるが、飛躍的に進歩したはずのAIにはとても真似できない代物だ。