数学の才能は生まれつきか?環境か?遺伝子がどれくらい関係するのか調べてみた(ドイツ研究) (3/3ページ)
たとえば、遺伝性の疾患である「ウィリムズ症候群」や「ターナー症候群」になると数学の力が著しく低下することが知られている(なお前者の場合、大の音楽好きになることも知られている)。
さらに数をなかなか理解できない学習障害の1つ「算数障害」の子供は、母親の66%、父親の44%、兄弟の53%、2親等の親族の44%に同じ症状があることを示した研究や、直感的な数学センスが家族に共通していることを明らかにした研究もある。
こうした事例からは、数学の力と遺伝子とには確かに関係があることをうかがい知ることができる。
しかしもしあなたが今、数学が苦手だと感じているのなら、そのすべてを生まれ持った才能のせいにしてはいけない。
今回の研究グループは、ROBO1が数学の力に与える影響は2割程度だと述べている。逆を言うのなら、残り8割は天賦の才能以外によるということだ。あなたが数学を頑張るのなら、その努力はきっと報われることだろう。
References:inverse/ written by hiroching / edited by parumo