渡邉美樹が語ったコロナ禍での「ワタミ」の在り方 (2/2ページ)

アサ芸プラス

テリー ワタミは居酒屋経営のイメージが強いですけど、やっぱりダメージは大きいですか。今まで「和民で合コンやろうぜ」とか言ってた人たちがみんないなくなっちゃったわけで。

渡邉 そうですね。まずオフィス街の駅前と団体客がダメになったでしょう。で、次に夜飲むのもダメになった。「和民」は、駅前の物件の3~5階あたりの3フロアで営業している店舗も多いですから、もう四重苦、五重苦で。これ以上ないぐらい状況は悪いですね。

テリー それでも渡邉さんって僕の前で弱音を吐いたことはないですよね。いつもイケイケで陣頭指揮をとって。

渡邉 それは全然大変だと思ってないからです。

テリー なんで? 大変ですよ!

渡邉 でも、経営ってそういうものですから。

テリー ホントかなぁ。家では「まいったなぁ、赤字だよ」って泣いてるんじゃないの?

渡邉 アハハハ、全然(笑)。だって前提というのは常に変わっているわけで、それに対して「じゃあ、次はこういう手を打とう」って考えればいいだけですから。それは僕にとって、すごく楽しいことなんですよ。

テリー そりゃあ、渡邉さんは楽しいかもしれないけどさぁ‥‥。

渡邉 いや、僕も最初は途方に暮れたんですよ。「この3フロア、どうするんだ」って。ただ、そうは言っても居酒屋の需要はゼロではないんです。だったら、3フロアのうち1つはもっと強い居酒屋にしましょうと。で、例えば、もう1フロアはまったく違うことにチャレンジして、もう1フロアは撤退しましょうと。

テリー あ、撤退もある?

渡邉 もちろん、そういう判断もあります。でも、その時は「今期はこれで損失がいくら出るけど、残った2フロアでこのぐらい儲けが出れば、来期以降のバランスシートは変わっていくな」って考えてるんですよ。そんなふうに先のことを考えると、もう僕はワクワクしてくるんです。

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