夜のニュース番組『news zero』（日本テレビ系）のキャスターを務めている『嵐』櫻井翔が、10月26日の放送回にも通常通り出演。しかし、ここ最近問題になっている『嵐』の〝フェス騒動〟に一切触れず、視聴者からは失望の声が上がっている。

コトの発端となったのは、11月3日に配信が予定されている無観客ライブ『アラフェス2020 at 国立競技場』の収録。同ライブは今年5月に開催が予定されていたのだが、コロナ渦の影響もあって、オンライン上での配信ライブという形になった。そんな「アラフェス」の事前収録が国立競技場で行われたのだが、演出で使われた花火や風船などが原因で、神宮球場のプロ野球の試合が2度中断してしまうという事態に。ジャニーズ事務所は後日、謝罪文を発表したのだが、SNSなどではいまだに批判の声が殺到している。

『news zero』には、騒動の渦中にいる櫻井が出演する生放送の番組とあって、当然謝罪の言葉の1つでもあると考える人が多いようだった。しかし、放送内で櫻井が今回のフェス騒動に触れる場面は一切なし。いつも通りキャスターとしての仕事をこなしていた。

〝フェス騒動〟に言及しない櫻井に、視聴者からは、

《スルーしないで！　なんで謝罪しなかったの？》
《翔くんが謝罪するのはちょっと違うかもしれないけど、全く触れないのは違和感》
《生放送のニュース番組なんだし、何かしら触れるのが筋なのでは？》
《謝ってほしいとかじゃないけど、ちょっとモヤっとする》
《ゴミ風船撒き散らしたこと謝罪しろや》

などの声が。一般の視聴者だけでなく、嵐や櫻井のファンからも厳しい意見が寄せられている。

「やはり櫻井といえば、人として誠実なイメージなので、ファンとしても、しっかりと責任を果たす姿が見たかったのではないでしょうか。今年1月に行われた嵐の活動休止に関する記者会見でも、記者からの質問に真摯に応じる姿勢が高く評価されていました。そのため今回の騒動も櫻井自身に直接的な非がある訳ではありませんが、〝誠実な対応〟を期待していた人が多かったのかもしれません」（芸能記者）

一部報道では、嵐のメンバーが騒動翌日、両球団へ謝罪文と直筆サイン色紙、大量の洋菓子を届けたと言われているが、こちらにも

《嵐の事はとても好きですが、サイン色紙は謎です。色紙を送るなんて嵐が考えたのでしょうか？　謝罪の場なのにサインはいかがかと思います》
《謝罪と共にサイン色紙の意味が分からない。謝罪文だけでいいんじゃないでしょうか？》
《すごい違和感。サイン色紙？　署名の間違いであって欲しい。謝罪文とサイン色紙を一緒に送るなんて何か勘違いしてるよね》
《僕たち『嵐』ですから、というのが透けて見える謝罪内容なんだけど。いい気分はしないね》
《サイン色紙ってどういうこと？　事前通知があったとはいえ、社会人として謝罪するならそんなもの論外でしょ》

といった疑問の声があがっている。

活動休止まで約2カ月に迫った嵐だが、残りの少ない期間も国民的アイドルに相応しい姿を見せてもらいたい。