11月3日、国民的アイドルグループ『嵐』の無観客オンラインライブ『アラフェス 2020 at 国立競技場』が配信された。しかし「視聴できない」というトラブルが続出し、ネット上では〝見逃し配信〟が熱望される騒ぎとなっている。

『アラフェス』は当初5月の開催が予定されていたが、コロナ禍によって延期が決定。「Johnny’s netオンライン」にて、動画配信によるライブとして開催されることに。年内での活動休止を発表している「嵐」にとって節目となる単独ライブとあって、多くのファンがイベントに期待していた。

ライブは、ファンクラブ会員限定の「PART1」と、一般でも見られる「PART2」に分かれた2部構成。しかし、いざイベントが始まると「エラーが頻発」「配信が止まる」といったトラブルが報告され、ツイッターでは「＃アラフェス止まる」というハッシュタグまで作られてしまう事態に。

配信を視聴していたファンからは、

《嵐のライブ、オープニングからくるくるしてほとんど観れなかった。最悪！　こんなこと今までなかったのに…》
《アラフェス止まる…しかも同時ログイン台数超えたとか言われる！　1台でしか見てないんだけど》
《有線の問題でないとしたら、PCの性能とかも関係してんのかな？　曲ほとんど聞けなかった》
《アラフェスPart2、前半の途中から全然だめ。止まりすぎてほぼ見れない》
《1時間超えたけど、トータル1分も見れてない。さすがに酷すぎる》

といった不満の声が続出していた。

同イベントは事前に「見逃し配信はない」と告知されていた模様。しかしあまりの惨状に、ネット上では、

《ブチブチきれて半分以上楽しめなかった。なんとしても見逃し配信や円盤お願いします》
《なんだよアラフェス！　見逃し配信なしなんて金の亡者め！　ログインできなくてイライラするし最悪だよ》
《アラフェスめっちゃ止まる。分かってたけどこんな止まるとは…見逃し配信の検討をぜひお願いしたい》
《止まった人多かったみたいですね。見逃し配信などの措置はないのでしょうか？》

などと見逃し配信を要求するファンもいたようだ。

「イベントの公式サイトでは、配信をスムーズに視聴できるように『視聴推奨環境について』『配信時間や公演中にご視聴がいただけない場合は下記をお試しください』といった注意書きが記されていました。ファンたちも動画を視聴するために入念に準備を行っていたはずですが、ライブ当日には配信トラブルが多発。それだけ多くの人がライブを見ようとして、サーバーに負荷がかかっていた…ということかもしれません」（芸能ライター）

まともに視聴できない人が続出した影響か、イベント終了後には見逃し配信ならぬ「リピート配信」の開催が決定。アーカイブの公開ではなく、11月6日から8日にわたってふたたび配信が行われるということらしい。今度はファンから不満の声が上がらなければいいのだが…。