宮崎謙介〈政界“魑魅魍魎”ウォッチ〉「『デジタル国会』で居眠り議員が減る」 (2/2ページ)

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 というのも、実は法案は与党の事前審議で8割方決まっていますし、国会で話し合う段階で、決済処理は形骸化しつつあります。いくら野党がワーワーと野次を飛ばそうが、世論の大幅な反対(最近はけっこうありますよね)がないかぎり、基本的には通過してしまいます。今臨時国会では、政府提出の新規法案・条約は10本に絞られたといいますが、国会に提出されている時点で、ほぼほぼ決まっているのです。

 平たく言えば受動的な国会で、眠気に負けてウトウトする議員が出現するのはしかたないこと。だったら、国会で密になって集まるなんて空虚です。もちろん法案以外の問題もありますので、全て閉会しろとは言いませんが、せめて期間を縮める、それ以外はリモート会議でいいのではないでしょうかね。それこそ「URL」が送られてきて「賛成ですか? 反対ですか?」というボタンをポチッと押す。そんなスマートなシステムへと移行できたら、きっと平井卓也デジタル改革相も、ワニの動画を見ていることをあそこまで非難されないでしょう。

 まずはデジタル国会でいかがでしょうか。

宮崎謙介(みやざき・けんすけ):1981年生まれ、東京出身。早稲田大学を卒業後、日本生命などを経て、12年に衆議院議員に。16年に辞職し、経営コンサルタントや「サンデー・ジャポン」(TBS系)などに出演。「バラいろダンディ」(TOKYO MX)ではレギュラーMCを務める。

「宮崎謙介〈政界“魑魅魍魎”ウォッチ〉「『デジタル国会』で居眠り議員が減る」」のページです。デイリーニュースオンラインは、週刊アサヒ芸能 2020年11/12号平井卓也宮崎謙介国会議員社会などの最新ニュースを毎日配信しています。
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