『姉ちゃんの恋人』キンプリ髙橋海人“鳥肌モノ”の「現実シンクロ率」
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岡田惠和
■髙橋海人の優しい声にとろけてしまいそう
ドラマ『姉ちゃんの恋人』(カンテレ・フジテレビ系)に出演する、King&Prince 高橋海人(21)の芝居はなぜこんなに優しいのだろう。
髙橋演じる長男・和輝のナレーションは、姉ちゃん・桃子(有村架純/27)への愛情に溢れていて、あったかく包み込むような話し方がとてもいい。そして、桃子の考え方や、物の見え方に、絶対的な信頼を置いているのがよくわかる。
「楽しそうに働く人が好きだ。楽しいことばかりではない仕事に、楽しみを見つけることが出来る人は、生きるという長くて地味な仕事にも、楽しみを見つけることが出来る人だから、って。いつかそう言っていたよね、姉ちゃん」
今、やりたい仕事をして、毎日楽しく伸び伸びと日々を過ごしている人がどれくらいいるだろう。生きていくために大学進学を断念して働くことを選んだ桃子を、理解して支える和輝の優しい想いに泣けてくる。そして、和輝の声は、そうした苦しみを癒してくれるようなやわらかさがある。こんな風に寄り添ってほしい温めてほしい………視聴者の心も溶かしてしまう、そんな声だ。
■「揺るぎない存在への強い愛情」が同じ
トマト鍋パーティーに遅れる姉ちゃんを待つ間に、姉ちゃんの好きな人について話す和輝は、髙橋本人に通じるものがあった。
「まあ、幸せにはなってほしいね。でも、誰かが姉ちゃんを傷つけたりとか、したら、俺は許さないです、絶対に。絶対、許さないです」
和輝は『絶対』を2度言うのだ。台詞のセオリーとして同じ言葉を繰り返すことは、極めて強い感情を伴った言葉となる。しかも笑顔で「絶対に許さない」と言うのだから、温和な和輝を本気で怒らせたら怖くて手が付けれられないかもしれない。そしてその引き金になるのは、絶対的な存在である、姉ちゃんなのだ。
この一連の流れが、髙橋本人の穏やかな人柄でありながら、身内に強い愛情を持っている上に守りの強いところが、和輝とオーバーラップして鳥肌が立った。
髙橋は、所属している King&Prince のメンバーが大好きで、雑誌のインタビューで『1週間メンバーと過ごすなら?』の質問に1週間すべての日をメンバーと過ごし、土日はメンバー全員で遊んでみんなでご飯、と回答している。グループでは最年少の弟キャラが爆発するようなエピソードが満載なのだが、信頼する人へのまっすぐな愛は和輝と同じであると言えよう。
■動き出す同時多発ラブ!和輝の恋も動き出すか
予告などでもちょいちょい出ているのだが、奈緒(25)演じる姉ちゃんの親友・みゆきが和輝の初恋の人らしい。みゆきが口の横に付けたカフェのミルクフォームを人差し指でひょいと取ってペロッと舐めたり、トマト鍋パーティーに招待して自宅に来た時に髪をクシャクシャにされて嬉しそうにしていたり、差し入れのメロンを満面の笑みで受け取っていたりと、なんだかリアルでドキドキしてしまう。
姉ちゃんの恋と同様に、こちらの恋の展開にも期待したい。
(文・青石 爽)
『姉ちゃんの恋人』は、2019年に紫綬褒章を受章した岡田惠和氏によるオリジナル脚本。安達桃子(有村架純)は年の離れた3人の弟たちを立派に育てるため、一生懸命に日々を過ごしている一家の大黒柱。長男・和輝(髙橋海人)は農学部に通う大学生、次男は高校生、三男は中学生、全員明るくて仲の良い家族だ。そんな桃子が職場で出会った吉岡真人(林遣都)に恋をすることで、身近にある幸せを感じたり、家族や人とのつながりの大切さを感じる、ラブ&ホームコメディードラマ。