生理が長引いたり短くなる意外な理由 (4/5ページ)
また、無排卵周期症でも生理期間が短くなることがあります(前出の無排卵周期症を参照)。
■生理期間の乱れを放置するとどうなる?
生理期間には個人差があるので、排卵周期がきちんとしていれば心配はいりません。排卵は基礎体温を測り、低温相(低温期)と高温相(高温期)の2相に分かれていることで確認できます。
生理期間が長い状態あるいは短い状態が続く場合は、放っておくと不妊となる可能性もあります。
◇過長月経を放置すると起こること
生理期間が長くなるため、経血量が多くなり貧血を起こしやすくなります。また、無排卵周期症であれば不妊の原因にもなります。
◇過短月経を放置すると起こること
生理期間が短いことを理由に医療機関を受診する女性は少なく、臨床的にもあまり問題にはなりません。基礎体温を測ってみて、高温期があるかどうかを確認しましょう。
■生理期間に乱れがある場合は医療機関の受診を
生理期間が長い状態あるいは短い状態が続いて不安に思うようであれば医療機関を受診することをおすすめします。「もし病気だったら……」という心配が先に立ち受診が遅れて大事に至るケースもあります。それよりも「ちょっと変かも……」と思ったときに診てもらった方がよいでしょう。以下は受診する際にやっておくと良いことや注意点です。
◇基礎体温を測る
基礎体温は、4~5時間以上の睡眠後に、起床時の安静な状態で婦人体温計を舌の下に入れて測定します。基礎体温表は診断の手助けになりますので、婦人科を受診する際には持参しましょう。
◇受診する際の注意点
例えば、「毎回5日間だった生理期間が、3カ月前から長引くようになった」といった受診理由や、生理周期、最終生理、過去にかかった病気、服用中の薬、聞きたいことなどをメモして持参すると、医師への伝え忘れを防ぐことができます。
下着を脱いで診察台に乗る「内診」も想定されるため、パンツスタイルや長いスカート(汚れることもある)での受診はおすすめしません。