『激レアさんを連れてきた。』『あざとくて何が悪いの？』といった人気番組に出演しているテレビ朝日の弘中綾香アナウンサー（２９）。同局の次期エースとの呼び声も聞こえてくる弘中アナは、６月に入って人生の中でも一二を争うかもしれない大きな買い物をしたという。

「１１月１０日付の『週刊女性ＰＲＩＭＥ』が、弘中アナはテレ朝のある六本木からタクシーですぐの港区内にある新築マンションを購入したと報じています。１ＬＤＫの部屋で、価格は６０００万円を超えるそうです」（女性誌記者）

　２０代にして、賃貸ではなく超高額物件を購入するとは、ずいぶん思い切った行動に思えるが……。

「番組で共演する田中みな実（３３）に不動産購入を勧められ、物件選びのアドバイスも受けたそうですが、人から言われるままにやる買い物としては大きすぎる。おそらく、元々マンション購入を検討していたのではないでしょうか」（前同）

■「革命を起こしたい」弘中アナ

　２０１９年１２月に『ＯＲＩＣＯＮ ＮＥＷＳ』が発表した「好きな女性アナウンサーランキング」で初めて首位を獲得するなど、高い人気を誇る弘中アナ。

「フリー転身が噂されていましたが、１１月１０日の『さまぁ～ず論』で独立のビションは“まったくない”と話しています。

　１月２日に放送されたＮＨＫ特番『新春テレビ放談２０２０』で、弘中アナは“出演にとどまらずに制作者としてこれからやっていきたいという思いも個人的にはある”とコメント。２０１９年７月１１日の『Ｙａｈｏｏ！ニュース』のインタビューでは、テレビ局の総合職を目指したとの話もしています。

　マンションを購入するなど安定志向もあるようですし、テレ朝の社員として全うするつもりなのではないでしょうか。社員でいれば収入の乱高下はない。堅実な人生を選んだことで、マンションを購入するに至ったのかもしれません。

　テレビ朝日では、大下容子アナ（５０）が６月に役員待遇に昇格して話題になりましたが、女子アナでも局内で出世できる時代。『Ｙａｈｏｏ！ニュース』のインタビューでは“革命を起こしたい”と語っていた弘中アナ。半端ない野望を持つ彼女は、大下アナの前例も見つつ、今後はテレ朝で出世にまい進し、果ては社長を目指すことも考えられるのではないでしょうか」（前出の女性誌記者）

■「マネジメントにめちゃくちゃ興味ある」

　局にとどまり、社内での昇進を目指す女子アナは他にもいる。

「好きな女性アナウンサーランキング」で５年連続１位になり、殿堂入りをはたした日本テレビの水卜麻美アナウンサー（３３）も、

「長らく、フリーに転身するのではないか、と言われていましたが、今では独立を完全に諦めたといいます」（制作会社関係者）

　水卜アナは、２０１９年５月に発表された人事で「アナウンス部副主任」に昇進している。

「これはこれまでより少し早い出世と言われていますね。日テレは、社内にとどまってもらうためにも、水卜アナをどんどん上へ上げていく方針だともささやかれています。視聴者はもちろん、上層部や現場からの評判も良いですから、テレビ朝日の大下アナより早く、４０代での役員待遇もあり得る、との話も聞こえてきますよ」（前同）

　２０１９年４月１５日放送の『しゃべくり×深イイ 合体２時間ＳＰ』で水卜アナは、「マネジメントにめちゃくちゃ興味ある」と話している。

「起業家になるというのは現実的になさそうですし、上役に就いて部下たちの面倒を見るときのことを考えて、勉強をしておきたいのかもしれませんよね」（同）

■現社長と直電関係の水卜アナ

　すでに、水卜アナの後継との呼び声も上がる後輩が登場していることも、彼女の出世に関係してきそうだ。

「２０１８年入社の岩田絵里奈アナ（２５）です。『沸騰ワード１０』や『世界まる見え！テレビ特捜部』といった人気番組の進行を若くして務めていて、かなり成長してきていると日テレ内でもっぱら。“水卜アナの後のエースアナは決まった”と言われています。局全体のことを考えるという水卜アナは、現場のことは徐々に岩田アナにバトンを渡して、自身は管理するほうに移っていきたいと考えているかもですね」（前出の制作会社関係者）

“殿堂入りアナ”の水卜アナが目指す先――。

「アナウンス部長どころか、社長まで狙っているのではとの噂ですよ。まず、水卜アナと日テレの小杉善信社長は直電ができる関係にあると言われています。制作現場叩き上げの小杉社長と水卜アナはかつてから良い関係。直接電話で話す内容の中には、経営や日テレの将来についてもあるかもしれませんし、それに感化されて社長を目指すようになった、という可能性だってゼロではない。

　水卜アナは女子アナとして超一流ですが、それ以上に、とにかく切れ者として評価されているんです。すべて計算して動いていて、何をすれば得になるかよく分かっている。だから、あれほどまでに自己プロデュースに秀でているんです。

　また人望もあり、後輩思い。日テレの若手女子アナに退職者が出ないのも、彼女が日頃、手厚いフォローをしているからだと言われています。仕事ができて、切れ者で、会社のことを考えられて、下からの人望もある。冗談抜きで社長になる器でしょうし、将来、彼女が社長になったら日テレのイメージも爆上がりでしょう。どんどん出世していけば、周囲が社長に押し上げてくれるかもしれませんよ」（前同）

■安住アナが周囲に漏らしていること

　社長を狙う男性アナというと、ＴＢＳの安住紳一郎アナウンサー（４７）を忘れてはいけない。２０１９年６月の『ＦＬＡＳＨ』（光文社）では、それまでアナウンスセンターエキスパート職・部次長待遇だったのが、二階級特進で同年７月１日付の人事で局次長待遇に上がったと伝えている。

「収入面では、公式の役職よりもさらに上、“役員待遇”だともささやかれています。さまざまな特別手当てをつけて、年に５０００万円を遥かに超えるなんて話もあるほどです。安住アナも長らくフリー転身が噂されていますし、引き止め策として、局がこうした厚遇をしていてもおかしくないでしょうね」（ＴＢＳ関係者）

　すでにＴＢＳでもかなり上の存在となっている安住アナだが、

「安住アナは近い周囲に“いずれは社長になりたい”と話しているそうですよ。冗談半分で話しているのかもしれませんが、本気はいくらか混じっているかもしれません。

　男性アナ界のトップに君臨する安住アナがフリーになれば、各局から引く手あまたでしょう。帯の情報番組のＭＣをやれば、それだけで１～２億円稼げる。清廉で知的、かつユーモアも兼ね備えているので、ＣＭキャラクターとしてもうってつけ。大手クライアント数社のＣＭに出れば、また数億円です。

　これまでも、芸能プロダクションからのオファーは数限りなくあったであろう安住アナがＴＢＳに残っているわけ、それは自身でも周囲に漏らしているという“社長就任”しかないでしょう。安住アナはまだ４７歳。十分にあり得る話だと思われますよ」（前同）

　弘中アナ、水卜アナ、安住アナの３者はすでに、お茶の間から不動の人気を獲得しているだけにカリスマ性も十分。３人が、テレ朝、日テレ、ＴＢＳのトップに上り詰める日もそう遠くない!?