霊の姿が見えるかも?日本神話にも描かれた不吉な「ひとつ火」とは? (2/2ページ)

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これ以降、ひとつ火は見てはいけないものを見てしまう方法として、あるいは死後の世界が見えてしまう方法として忌み嫌われるようになったのです。

現代にも名残をとどめる「ひとつ火」

ひとつ火

以上のような経緯で、古来より忌み嫌われてきたひとつ火。その名残は現代でも垣間見ることができます。

例えば、お葬式の時の祭壇、あるいは居間にある仏壇には、多くの場合、左右対称に2つ以上の火や明りが灯されていますよね。葬儀とは故人を送る儀式であり、仏壇も故人を祀るためのものです。つまり、非常に死に近いものとなっています。

ゆえに、これらの場合には「ひとつ火」ではなく「ふたつ火」を灯すことで、死後の世界との接触を避けているのです。もしくは、神道における神棚も、左右対称のふたつ火なので、同じ意味を持っています。なので、「怪談話でひとつ火を灯す」という行為は非常に理に叶った方法なのです。

真偽のほどはさておき、日本神話で語られる風習が残っている日本は、とっても素敵な国だなと感じます。

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