日本酒をたくさん飲んでいるのに・・・新潟県民に健康な人が多い理由とは? (2/2ページ)

新刊JP

お弁当などで冷やご飯をよく食べ、整腸効果の高い、レジスタントスターチも多く摂取している、などなど、調べるうちに、新潟県民の一般的な食事こそ、理想的な、健康食だと考えるようになったそうです。

■新潟の家庭料理「のっぺ」はスーパー健康料理

五十嵐医師は、特に「のっぺ」という新潟県の伝統的な煮込み料理に注目。国立がん研究センターの研究チームが、9万人の追跡調査で、食物繊維を多く摂取すると死亡リスクが約2割低下したと発表しましたが、この料理は、サトイモ、ニンジン、大根など、その食物繊維をたっぷりと含む根菜、をふんだんに使い、さらに、鮭などでたんぱく質もしっかりとれるスーパー健康料理だとしています。

■新潟県人が愛する健康おつまみとは?

また、五十嵐医師によると、お酒を飲んでも元気な秘けつには、新潟県民が大好きなおつまみにあるそう。そのおつまみとは枝豆(茶豆)です。新潟は、枝豆を含む「さやまめ」の消費量が全国で断トツの1位。
枝豆には、お酒を飲むと体内でできる二日酔いの原因となり、なおかつ発がん性もあるアセドアルデヒドを分解するのを助ける「オルニチン」という物質が多く含まれています。もしかしたら「オルニチン」といえばしじみという印象をお持ちの方もいるかもしれませんが、枝豆には、しじみよりも多くの「オルニチン」が含まれているといわれているそうです。

「『オルニチン』は、飲んだ翌日よりも、飲んでいるときに摂取するのが効果的なので、ぜひおつまみとして食べてください。あと、枝豆食べているからといって、大量にお酒を飲むのはよくないです」(五十嵐医師)

ちなみに「オルニチン」は、新潟県が全国で3位の消費量をほこる、キノコ類にも多く含まれているそうです。

■日本人なら、「地中海食」より「新潟食」

そのほか、新潟の食生活は、家族や自分の健康を守るための献立づくりに参考にしたいものばかり。

「『地中海食』が体にいいと言われていますが、食べなれた食材が多い『新潟食』の方が、日本人には取り入れやすいのでは」と語る五十嵐医師。

本書には、好きなときに簡単に「のっぺ」を味わえるように開発した「のっぺの素」や枝豆をつかったかんたんおつまみ料理のほか、新潟の家庭料理を元にしたレシピが多数のっています。ぜひ、この週末にでも、新潟食をご家庭で試してみてはいかがでしょか。

(新刊JP編集部)

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