元NHKキャスターが分析。人気YouTuberの「伝え方」はやっぱりスゴイ! (2/3ページ)

新刊JP

中田さんはまさに、アクションが声より先に来る「アクション・ファースト」を実践している。オンライン上では、声より先にアクションを起こすことで、話に入りやすくなるという大きなメリットがあるという。つまり、中田さんはアクションを通じて、相手を引き込ませているのだ。
また、これはオフラインでも「本音で語っている」「嘘をついていない」という信頼感を与えるという。ぜひ真似したいスキルだ。

●「経営者YouTuber」マコなり社長の伝え方

矢野さんがもう一人あげているのが、「経営者YouTuber」として大人気のマコなり社長こと、真子就有さんだ。

ゆったりとした口調と、正面を向いて座る「台形バスト・ショット」が特徴。「台形バスト・ショット」とは、肘を張ることで、上半身が台形に見えるようにする姿勢で、自信を持っているように見えるという。

また、カメラ目線も絶妙であまり瞬きをしないのも真子さんの特徴の一つだ。
瞬きの少ない人からは「活動性」と「誠実性」を感じるとされているそうで、まさに真子さんのイメージを形づくっているといえる。他にも「あなた」という呼びかけは、動画を見ている人を「自分に語り掛けている」と感じさせ、信頼感を高める要素の一つになっている。

人気YouTubeの動画を見るだけでも、伝え方を学ぶことができる。これを実践しない手はないだろう。

■オンラインでのやりとりは、これまでの常識が通じない!?

もう一つ本書から紹介したいのが、これからのオンラインのコミュニケーションは、リアルのコミュニケーションで良しとされていたものが通じなくなるということだ。

それはとりわけ「会話の続け方」にあらわれると矢野さん。リアルでは、相手の話に相づちを打ったり、質問をしたり、反対に質問に答えたり、相手とセッションをしていくように深めていくコミュニケーションが求められていた。

しかし、オンラインは話し手が限定されているため、相づちがノイズになってしまう。つまり、相手の話を最後まで「聞き切る」ことが大切になる。一方、話す側は、短く簡潔に話すことが求められる。

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