大晦日恒例の『ＮＨＫ紅白歌合戦』の出場者が１１月１６日に発表され、１月２２日にジャニーズ初の同時デビューをはたしたＳｉｘＴＯＮＥＳとＳｎｏｗ Ｍａｎもそろってそのラインナップに名を連ねた。

　両グループの楽曲が収められたファーストシングル『Ｉｍｉｔａｔｉｏｎ Ｒａｉｎ／Ｄ．Ｄ．』で史上初となるデビューシングル初週ミリオンを達成し、ド派手なスタートを決めてから、快進撃を続けているスノスト。

「７月２２日にＳｉｘＴＯＮＥＳは『ＮＡＶＩＧＡＴＯＲ』、１１月１１日に『ＮＥＷ ＥＲＡ』をリリースし、ＣＤ不況の昨今で２作連続の初週売上４０万枚超えという好成績を記録。１２月には初のＭＣ番組『バリューの真実』（ＮＨＫ）の放送が控えています。

　Ｓｎｏｗ Ｍａｎは１０月７日にセカンドシングル『ＫＩＳＳＩＮ＇ ＭＹ ＬＩＰＳ ／ Ｓｔｏｒｉｅｓ』をリリースし、初週売上９１．８万枚、その後ミリオンを達成しました。また、地上波初の冠番組『それＳｎｏｗ Ｍａｎにやらせて下さい』（ＴＢＳ系）の２度目の放送も来年１月１日に決まり、１月２０日にはサードシングル『Ｇｒａｎｄｅｕｒ』の発売が決まっています。来年も快進撃が続きそうですね」（女性誌記者）

■『紅白』に黄色信号？

　こうして、晴れ舞台『紅白』の切符までつかみ、文句なしの１年目で終えられるはずだったのだが……。

「実は今、Ｓｎｏｗ Ｍａｎの佐久間大介（２８）が過去の動画で着用していたＴシャツが物議を呼んでいるんです」（芸能記者）

　発端は、Ｓｎｏｗ Ｍａｎがデビュー前に動画を投稿していた『ジャニーズＪｒ．チャンネル』で、２０１８年７月から８月にかけて公開された数本のコンテンツが見られなくなったことだという。

「削除された動画では、佐久間が原爆投下のきのこ雲を想起させるようなＴシャツを着用していたのではないか、とネット上で話題になりました。佐久間が着用していたというＴシャツを確認すると、たしかにきのこ雲と言えるようなプリントが施されていたんです」（前同）

　ＳＮＳでは「そんなＴシャツを着ちゃうような人が紅白に出るのはおかしい」「本当に着ていたならとても残念なことだし日本人として絶対許してはいけないことだと思う」といった声も上がっている。

■思い出される２０１８年の騒動

　このＴシャツの騒動で思い出されるのが、２０１８年にＢＴＳのＪＩＭＩＮ（２５）が以前着ていたＴシャツに原爆投下時の画像がプリントされていたことが波紋を呼び、同年１１月９日の『ミュージックステーション』（テレビ朝日系）の出演が見送りになった一件だ。

「ＢＴＳの件は大問題になり、韓国メディアでも取り上げられ、韓国の与党である共に民主党のホン・イクピョ首席報道官が“日本の放送局が政治的な理由でＢＴＳの出演を取り消したとすれば望ましくない”とコメントするまでに発展しました。

　すでにネット上では佐久間のＴシャツ着用を疑問視する投稿のほか、『紅白』の公式ツイッターアカウントに“出演の方向で間違い無いですか？”と佐久間が当該のシャツを着ている写真を送りつける人まで表れています。動画の削除は『紅白』に備えて、火消し的な意味合いもあったのかもしれません。ただ、スクリーンショットで物議を醸している部分は出回っている状態ですし、今後より抗議の声が強くなってくる可能性があるかもしれません」（前出の芸能記者）

■リーダーが過去の醜聞で活動自粛

　Ｓｎｏｗ Ｍａｎのリーダー・岩本照（２７）も３月２７日発売の『ＦＲＩＤＡＹ』（講談社）で、未成年の女性と大人のホテルで飲酒をしていたと報じられ、同３０日にジャニーズ事務所から芸能活動の自粛が発表された。

「記事によると、岩本は元アイドルらが集まる合コンに参加し、５人の参加女性のうち３人が当時未成年で、飲酒をして、盛り上がっていたというのです。報じられた合コンがあったのは、２０１７年１１月と３年前の話で、岩本は７月１日に活動を再開していますがスキャンダルは消えません。『紅白』の視聴者は高齢者も多く、また番組に特別な強い思い入れを持つ人も多いですからね。岩本には、自粛が短かったという声もありましたね」（前出の芸能記者）

　快進撃の裏で騒動が勃発していたＳｎｏｗ Ｍａｎ。しかし、ＳｉｘＴＯＮＥＳにも大舞台に向けて気になる問題があるという。

「２０１９年９月５日放送の『櫻井・有吉ＴＨＥ夜会』（ＴＢＳ系）にＳｉｘＴＯＮＥＳが出演した際、大先輩である嵐の櫻井翔（３８）をイジる場面があったんです。これにネット上では“翔くんいじりがしつこいのは幻滅だわ”“ずっと翔くんがいじられてる感じは面白くない”といった意見が寄せられてしまいました」（女性誌ライター）

■小技も使って櫻井をいじり倒す!?

　同番組ではＳｉｘＴＯＮＥＳが、嵐について語る場面があったが、

「松本潤（３７）がＪｒ．の状況を気にかけれてくれる、二宮和也（３７）がラーメンをおごってくれるといった、櫻井以外のメンバーとの秘話を明かしていきました。すると、有吉弘行（４６）が“櫻井くんには何かしてもらった？”と聞くと、ＳｉｘＴＯＮＥＳの６人はだんまり。嵐で櫻井との接点だけがないことがわかり、スタジオからは笑いが起こりました。

　この後、京本大我（２５）が特技だという先輩ジャニーズのモノマネを披露。最後に“櫻井さん”と名前を上げたのですが、実際にやり始めたのは同じ姓のＭｒ．Ｃｈｉｌｄｒｅｎ・桜井和寿（５０）のモノマネ。“さくらい”違いの罠を仕掛けた京本は、“（ミスチルの）桜井さん尊敬してるんで！”と話し、してやられた櫻井は“普通さくらいさんって言ったら、ミスチルだと僕も思うよ”と悲しげに返すのが精一杯でした。

　櫻井が後輩のＳｉｘＴＯＮＥＳのために、いじられる側に回ったのでしょうけど、一部の嵐ファンからは明確に反感を買ってしまいました。今年は嵐にとって活動休止前の最後の『紅白』になりますし、櫻井のファンがこの件を掘り返さないといいのですが……」（前出の女性誌ライター）

■小声で「うっせえんだけど」

　２０１９年７月５日公開のＹｏｕＴｕｂｅ動画『ＳｉｘＴＯＮＥＳ【１０万円アポなし旅】１泊２日弾丸バスツアー第１弾！』では、田中樹（２５）の態度が注目されたという。

「動画の終盤で、森本慎太郎（２３）が美 少年の藤井直樹（２０）に電話をかけたとき、田中はずっと下を向いていて、通話の内容にも特に反応を示さなかったんです。森本は、それが気になったのか、隣に座っている田中に視線を向けたのですが、“うっせえんだけど”と小声で返されてしまいます。その後、ジェシー（２４）が電波が悪くなるふりをしたときに、白い歯を見せて笑っていたのですが、藤井との通話にあまり関心がなさそうな態度が続いていました。

　森本の電話のスピーカーの音量が大きすぎて、うるさいと感じたのかもしれませんが、少しつっけんどんに言い方にも聞こえますし、“態度悪くて胸クソ悪い”“樹の態度が悪いってか違和感があったのは事実”との反応も、ネット上では見られました」（前出の女性誌ライター）

■田中にはスキャンダル報道も

　３月１０日付の『文春オンライン』には、田中と２年ほど恋愛関係にあったというＡ子さんのインタビューが掲載された。港区の個室カラオケバーで行われた飲み会で出会ったことや、田中が仕事終わりにＡ子さんの家に泊まるようになり、昨年の春先まで関係が続いたことなどが語られた。

「このスキャンダルは、それほど騒がれなかったようですし、“手料理のお礼に１万円を置いていった”など男前なエピソードにも注目が集まったこともあり、『紅白』に影響はないでしょう。ただ、態度の面は気になってしまいますよね。

『紅白』は現在でも権威ある番組で注目度も高い。ジャニーズだけでなく、今年の出場者でいえば五木ひろし（７２）、鈴木雅之（６４）といった芸能界の大先輩とも絡む可能性もある。重鎮たちはそうした礼儀の部分に厳しいですしね……。過去に指摘された態度の悪さが露見しないようにと、関係者も気をつけているでしょうね」（前出の女性誌ライター）

　ＳｉｘＴＯＮＥＳとＳｎｏｗ Ｍａｎがデビュー１年目で掴み取った大舞台の出場権。何事もなく、最高のパフォーマンスを終えてほしい！