深田恭子『ルパンの娘』完璧な出来なのに…視聴率爆死の「なぜ?」 (2/3ページ)
出るだけで癒される……! そして、このドラマで最高のスパイスになっているのが渡部篤郎(52)と小沢真珠(43)のコンビ。
小沢はユーモラスなエロスを漂わせ、昔見た外国ドラマのいたずら魔女みたいだ。このドラマの明るさとファンタジーな空気を格上げしているのは、彼女だと思う。渡部は、あのスットコな空気の中で、父性と温かな包容力をしっかり出しているのが素晴らしい。刑事ドラマのイメージが強いので、彼の泥棒シーンが潜入捜査に見えることもあるが、それも面白さのひとつ。
さまざまな映画やドラマのパロディも、前作からパワーアップ。特に「神回」と言われた第5話の、体が入れ替わる“転校生”ネタ&『ラ・ラ・ランド』のダンスシーンネタ&『タイムボカン』などの強引な詰め込み方は、離れ業。ツイッターでも祭りになり、さぞや平均視聴率も跳ねたろうと思いきや、まさかの5.4%(ビデオリサーチ調べ/関東地区/以下同)。なぜ!
19日に放送された第6話では『鬼滅の刃』のパロディを入れ、娘の杏が覚醒するシーンが話題になったが、こちらも5.0%(関東地区)。なぜ!!
■リアルタイムでは視聴率が取りにくい?
コスプレから漂うおふざけ感に「見ず嫌い」の人がかなりいるのかもしれない。また、見逃し配信で見ても十分、楽しいタイプのドラマということもあるだろう。『半沢直樹』(TBS系)のように、リアルタイムを見逃すと置いてけぼりになるドラマも、もちろんある。