農業もデジタル化の時代!少ない資源でよりよい収穫を目指す「精密農業」の可能性 (2/2ページ)
約2年間、そのビジネスモデルを構築し、ドローンによる自動航行で農薬散布を行うことを目標に、様々な農地・作物で試験を重ねてきました。
さらなる精密な散布に向けて、畑の面積を測り、正確なマップを作成・状況をモニタリングするマッピング&センシング用ドローン『X Mission』と、ドローンでは散布しづらい畑をカバーする全自動無人地上型散布機『R150』が2021年に販売される予定です。
また高精度位置情報取得システム・RTKの基地局の設置を開始し、より農地の測量と散布が簡便になることが見込まれています。
スマホで撮影するだけ!雑草・病害虫診断アプリの提供
また雑草・病害虫診断アプリの提供も2021年より開始されます。雑草の写真を撮影するとAI診断に基づき、何の雑草なのかがわかり、どのような対策が必要なのかが分かります。
診断結果は畑ごとに記録され、どのような雑草がどこに生えているのかを地図上に記録。
最終的には、最適な除草剤を提案してくれるようなサービスとなっています。
置くだけ簡単!ハウス栽培農家を助ける事業が2021年スタート
さらに2020年10月16日に、バイエルはボッシュ株式会社との間で、環境モニタリングとAIによる病害予測機能で構成される、ハウス栽培作物向けのスマート農業サービス『Plantect®︎』事業を取得することで合意しました。Plantect®︎はセンサーをハウスの中に設置するだけでハウス内の温度・湿度・日照などをリアルタイムでモニタリング。
ハウスにいなくてもリモートでスマートフォンやパソコンから確認できます。
さらに高い病害予測精度で、感染が見えるようになる前に予測・防止することができます。
関係当局の承認を前提に、2021年1月1日よりサービスの開始を予定しています。
バイエルは精密農業を展開することで「よりよい収穫を、より少ない資源で」行い、農業の持続可能性を高め、日本の農業に貢献することを目指すといいます。
私たちの食を支える農業の新たな波に、今後も注目していきたいと思います。