「たけし・爆笑・加藤」クビ!さんま&マツコ新番組!!TBS「世紀の大改編」

日刊大衆

ビートたけし、太田光(爆笑問題)、加藤浩次(極楽とんぼ)
ビートたけし、太田光(爆笑問題)、加藤浩次(極楽とんぼ)

「民放各局はコロナ不況の影響をモロに食らってしまって、懐事情は厳しい。最近では聖域と言われていた、出演者のギャラのカットまで始まっています」(制作会社関係者)

 その苦しい状況は、11月12日に出そろった在京キー局の2020年度中間決算からも明らかだ。売上高は、コロナ禍による広告減で売上高は5社とも大幅に減少となり、テレビ東京以外の4社が減益か赤字だった。

「当然、各局ともコストカットが至上命題。特に番組制作費の削減を行うため、番組終了など大きな改編をする局も出てきています」(前同)

 民放各局が大きな改革に乗り出す中、「他と比べてもとんでもないことになりそう」(民放キー局関係者)と言われるのが、中間決算では上期の営業利益が3.6億円の赤字だったTBSだという。

「来年春は、生半可なものではなく、“世紀の大改編”となるようです。大物の降板や長寿番組の終了も容赦なく行われるそうです」(前同)

■異例の“ギャラダウン”交渉

 2008年にスタートした情報番組『新・情報7DAYS ニュースキャスター』。TBSの安住紳一郎アナウンサー(47)とともに番組開始当初から出演を続けてきたビートたけし(73)だが、

「先日、たけしさんサイドに対して、ギャラの値下げ交渉が行われたといいます。すでに決まっているギャラの実績を下げるという異例の申し出だったので、たけしさん側は突っぱねたそう。“ギャラダウン”なんてこれまでではあり得ないことで、それで局側が折れると考えていたのかもしれませんが、その結果、たけしさんには2021年3月で、『新・情報7DAYS ニュースキャスター』から降板してもらうことになったとささやかれていますよ。

 たけしさんの同番組のギャラは1本500万円と言われていました。年間にすると2億4000万円。その削減がどうしても必要ということでしょうね。もはやどんな大物であっても、一貫して対応する方針のようです」(前出の民放キー関係者)

 森本毅郎(81)が司会を務め、笑福亭笑瓶(64)、山口良一(65)といったベテランタレントたちが出演者に名を連ねる、1989年放送開始の『噂の!東京マガジン』も来年3月で幕を閉じることが発表されている。

■ゴールデン帯でも大物の番組が次々打ち切り!

『東京マガジン』以外にも終了する番組は多数あるという。

爆笑問題がMCを務める『爆報!THEフライデー』、極楽とんぼ加藤浩次さん(51)が司会の『この差って何ですか?』、さらに立川志らくさん(57)がMCの情報番組『グッとラック!』も終了がすでに決まっているといいます」(前出の民放キー関係者)

 さらに、始まったばかりの番組や、ジャニーズアイドルが司会を務める番組も、肩を叩かれてしまうかもしれない。

「まだ放送開始から半年も経っていない、くりぃむしちゅー有田哲平さん(49)の冠番組『有田プレビュールーム』も終了するそうですよ。また、TOKIO国分太一さん(46)と渡辺直美さん(33)MCの『世界くらべてみたら』も打ち切り話がささやかれています」(前同)

 終了する番組もあれば、始まる番組もある。

明石家さんまさん(65)とマツコ・デラックスさん(48)のトーク番組が、来年4月から始まるといいます。

 9月16日の放送で約11年出演を続けてきた『ホンマでっか!?TV』(フジテレビ系)を降板したマツコさんですが、局を変えて再びさんまさんとの絡み合いが見られそうです。数々の冠番組を持つ、現在バラエティ界のトップに立つ両者。その2人がタッグを組み、新番組が始まるというのはすごいことですよね。両者の関係性の深さとともに、TBSが持つ力も感じる話ですよね」(同)

■“聖域なき”大改革!!

 また、これまで放送されていた枠から昇格する番組も出てくるという。

「深夜番組だったバナナマンサンドウィッチマンの冠番組『バナナサンド』がゴールデンに昇格することが決まったそうです。また、これまで特番で放送されていた風間俊介さん(37)が司会の『ひとつ利口になりました!』もレギュラーに昇格すると噂されていますね」(放送作家)

 来春、TBSの番組ラインナップは大きな変貌を遂げそうだ。

「制作費が高い、視聴率が悪いなどの要因で“いらない”と判断したコンテンツは、“聖域ナシ”で切り捨てる。その分、伸びる可能性がある番組には大きな投資をする。まさに徹底的な、“世紀の大改編”になりそうです。たけしさん、爆笑問題、加藤さん、志らくさん、といった超大物の番組にも容赦なくメスが入るところからも、TBSの本気の覚悟を感じますよね。

 ここまでするのは、やはりコロナ不況の煽りでダメージを食らった財政事情でしょう。TBSだけではないですが、もう緊急事態と呼べるほど厳しい状況で、もはや大手芸能プロダクションや大御所であっても忖度などしている場合ではないといいます。

 ただ、過去に類を見ない大改革なので、揉めるのは必至。すでに、さまざまな芸能プロなどと難しい話し合いがあるといますが、TBSは“やる”と腹を決めているそうですよ」(前出の民放キー関係者)

 歴史的な大改編に乗り出しているというTBS。勝利の女神は微笑むのだろうか!?

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