韓国のボーイズグループ・ＥＮＨＹＰＥＮ（エンハイフン）が１２月２日、『ＦＮＳ歌謡祭（フジテレビ系列）』に出演。メジャーデビュー後わずか２日目で、日本の年末の風物詩でもある人気歌番組に出演し、注目を集めた。

「この日の『ＦＮＳ歌謡祭』には、ちょうど放送当日の１２月２日にメジャーデビューをはたしたＮｉｚｉＵ（ニジュー）が出演するとあって話題となっていました。しかしその一方で、日本の地上波初パフォーマンスとなるＥＮＨＹＰＥＮの出演を待ちわびていたファンたちも多かったのです」（芸能関係者）

『ＦＮＳ歌謡祭』でＥＮＨＹＰＥＮのパフォーマンスが披露されると、ＳＮＳ上には彼らを絶賛する声がすぐさまアップされた。

「ＳＮＳ上には“デビューしたてとは思えない実力”“ダンスがやばい”“歌唱力も表現力もおばけすぎ！”“顔面偏差値、高すぎでしょ”など、彼らのポテンシャルの高さに改めて震えるファンの声が続出していました」（前出の芸能関係者）

■２０億円のオーディション番組出身！

　１１月３０日にデビューしたばかりのＥＮＨＹＰＥＮは、韓国のオーディション番組『Ｉ－ＬＡＮＤ（アイランド）』で選ばれた７人組のボーイズグループだ。

「このオーディション番組自体がモンスター級で、番組は世界１８０カ国以上で視聴され、制作費は約２０億円だったともいわれます。デビュー前から、ＥＮＨＹＰＥＮの７人には、世界中からの注目が集まっていたのです」（前出の芸能関係者）

　ＥＮＨＹＰＥＮが世界規模で話題を呼ぶ理由がもうひとつある。

「実は彼ら、あのＢＴＳ（防弾少年団）と所属事務所が同じなんです。つまりＢＴＳの正式な弟分だと言えます。彼らが誕生したオーディション番組にもＢＴＳのメンバーが出演するなど、事務所としては“第二のＢＴＳ”として、ワールドワイドに売り出していくつもりなのでしょうね」（前同）

　そのため、デビュー直後から、日本でも多くの注目を集めているのだ。

■『めちゃイケ』に出演歴のあるメンバーも！

「１２月２日に配信された『現代ビジネス』（講談社）の記事でも『ＮｉｚｉＵ超えの人気！？』とのタイトルで、ＥＮＨＹＰＥＮのすごさが掲載されていました。

　記事によると“（ＥＮＨＹＰＥＮは）デビュー前からＴｗｉｔｔｅｒ、Ｉｎｓｔａｇｒａｍ、ＹｏｕＴｕｂｅのフォロワー数は１００万人を超えており、彼らが日々投稿するツイートには２０万超の『いいね』がつく”とのこと。

「続けて、“この『いいね数』に限って言えば、日本で大ブレイクしているＮｉｚｉＵより１桁多く、Ｋ－ＰＯＰでＢＴＳに次ぐ人気のあるＢＬＡＣＫＰＩＮＫに匹敵するレベルである”と紹介されていたのです」（前出の芸能関係者）

　そんな世界規模の新人グループＥＮＨＹＰＥＮには、日本人のメンバーも在籍している。

「グループの最年少、１４歳のＮＩ－ＫＩ（ニキ）は唯一の日本人メンバーです。しかも、彼は幼い頃から“天才ダンス少年”として頭角を現し、９歳の頃にはあの人気お笑い番組『めちゃ×２イケてるッ！』（フジテレビ系）にも出演した過去があります」（同）

■ＮＩ－ＫＩの“きっかけ”を作った人とは？

　マイケル・ジャクソンの真似が得意な天才キッズダンサーとしてナインティナインの岡村隆史（５０）や矢部浩之（４９）にも認められた存在だったそう。

「番組内では、マドンナやマイケル・ジャクソンにも認められた世界的ダンサー、ケント・モリ（３５）もＮＩ－ＫＩのダンスを大絶賛していました」（前出の芸能関係者）

　ＮＩ－ＫＩは、どうようにして現在に至ったのだろうか？

「彼は２０１７年、韓国の人気男性アイドルグループ・ＳＨＩＮｅｅの公演で、キッズダンサーとして同じ舞台に立つチャンスに恵まれます。その時に、ＳＨＩＮｅｅのメンバーであるキー（２９）に憧れを抱くようになったようです。

　それが直接のきっかけとなったかどうかは分かりませんが、その後、現在の事務所の練習生になるべく韓国にわたります。その縁で、オーディション番組『Ｉ－ＬＡＮＤ（アイランド）』への出演につながっていったのです」（前同）

　最年少ながら、ダンスの実力はメンバー内でもナンバー１との呼び声も高いＮＩ－ＫＩ。今まさに世界への階段を上り始めたばかりの彼とＥＮＨＹＰＥＮに、今後も注目していきたい。

#FNS歌謡祭 第一夜！
僕たち #ENHYPEN が出演しました！日本初披露のGiven-Takenいかがでしたか？?#BORDER_DAY_ONE pic.twitter.com/ysNu20i8S4

— ENHYPEN Official Japan (@ENHYPEN_JP) December 2, 2020

※画像はＥＮＨＹＰＥＮの日本公式ツイッターアカウント「@ENHYPEN_JP」より