『水ダウ』陣内智則、チョコプラ…ダウンタウンの面前で「血も凍る」ダダすべり事件簿
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12月2日放送の『水曜日のダウンタウン』(TBS系)に、陣内智則(46)が出演。登場時と番組ラストの2度、恐るべき大失敗をしてしまった様子が話題となっている。
「陣内は番組後半から登場しました。『水ダウ』ではセットの壁が回転して説を提唱する芸人が登場するんですが、陣内は回転のタイミングが合わず、段差でつまづいてよろけてしまったんです。このときはダウンタウン・松本人志(57)の“フラフラやないか!”というツッコミで笑いが起きたんですが、この後も陣内の失敗は続いたんです」(女性誌記者)
この日、陣内が紹介したのは『BKB最初の“B”8割「バリ」説』という、お笑い芸人バイク川崎バイク(40)をターゲットにした企画だった。バイク川崎バイクは、「(B)ブック読んで(K)勝手に(B)勉強」のように、すべてを『BKB』の頭文字のあいうえお作文にして表現し、最後に両腕を広げて「BKB! ヒィーーーアッ! ススス……」と叫ぶ芸が持ち味だ。
「陣内は、説を検証する前にいきなりスタジオの千原ジュニア(46)にBKBネタを要求し、ジュニアが一瞬戸惑わせてしまう場面もありました。そこはジュニアが“(B)ブライダルで(K)コブクロ弾き語って(B)爆笑、ヒイヤ!”と、07年に陣内が元妻の藤原紀香(49)との結婚式でコブクロをピアノ弾き語りした件をネタにして盛り上げてくれました。しかし、陣内は……」(前同)
■放送事故レベルのスベりを見せる
『BKB』の説の検証も終了し、松本らが軽くトークを行い、まさに番組が終了する直前のことだった。
陣内は『BKB』ネタで締めくくろうとするも、セリフが完全に飛んでしまったのか、完全に硬直。しどろもどろに「(B)バリ……(K)きみ(B)坊主やな……BKBヒィヤ!」と、キレもワードのセンスもまったくない『BKB』を披露。その結果、スタジオは沈黙に包まれてしまう。あまりにいたたまれない空気に、ゲストの鈴木福(16)はうつむき、吉田明世(32)は両手で顔を覆っていた。
「浜田雅功(57)が“ハイ、ありがとうございました!”と強引に終わらせ、陣内は“ホンマ、ごめんなさい……”“何か言わなアカンと思って”と嘆く姿に爆笑に包まれたうえ、収録が終了したと思ったのかスタッフがフライングで入ってきたことでどうにか笑いにはなりましたが、あそこまでスベるとは……陣内の内心を想像するといたたまれないです」(前出の女性誌記者)
このえげつないスベりぶりは、SNSで話題になったうえ、翌日は『デイリースポーツ』で報じられる始末。陣内はその記事をリツイートして、
《こんなんニュースにすな!! 皆さんもこの季節はスリップ事故に気をつけて!バイクだけに!ブンブン。》
と、悲哀に満ちたツイートをして、ファンから慰めのコメントを寄せられていた。
■ダウンタウンの前で失敗しやすい陣内
「またしても、という声もありますね(笑)。今年元旦に放送した『ドリーム東西ネタ合戦2020』(TBS系)で、陣内は大トリで『デアゴスティーニ』という、得意の映像を利用したコントを披露したのですが、これがまったくウケずで……。“間”が微妙だったのか、ツッコミがイマイチだったのか、シンプルにネタがつまらなかったのか……芸人たちからは、大ブーイングでした。この番組もダウンタウンMCでしたが、彼らが司会の番組で陣内はしくじることが多いんですよね」(専門誌記者)
5月13日にYouTubeチャンネル『陣内智則のネタジン』で本人が明かした話では、売れ始めた時期に『ダウンタウンDX』(日本テレビ系)に出演した際、スタッフに猛プッシュされた結果「誤ってファミコンにカレーのルーをかけてしまう」という天然エピソードを話した陣内。しかし、同日の深夜ラジオ『放送室』(TOKYO FM)で松本に、
「オレちょっとショックやったわ。お前(※放送作家の高須光聖氏)がおもしろいと言ってたかもしれないけど、全然やな。天然の話をな自分でしてんねん」
と、辛らつな評価を下されてしまったという。
■チョコプラはビンタされた
「もっとも、それは陣内だけの話じゃない。
たとえば、チョコレートプラネットは18年に『キングオブコント2018』に出場した際、1stステージで優勢だったのに、ファイナルステージでハナコに逆転負けしています。これに対して、浜田はCM中にチョコプラの松尾駿(38)に、手の痕が残るぐらいの強さで思い切りビンタしたといいます」(専門誌記者)
一連の顛末を18年の『ダウンタウンなう』(フジテレビ系)で、浜田は「1本目で皆がチョコプラ(が優勝)やと思っていたのに、2本目何やってんの?という意味で、すみませんけど殴らせていただきました」
と明かしている。松尾は「1本目終わった時は『よかったで、このまま行けよ』と言ってもらった。なのに2本目終わって、待ってたらCM中に思いっきりビンタですよ」
としている。
■ザキヤマはトラウマに
「アンタッチャブルの“ザキヤマ”こと山崎弘也(44)は、ダウンタウンへのあこがれが強すぎるあまりに緊張して大失敗してしまい、自分からマネジャーに遠回しに共演NGをお願いしていたことを、10月28日の『水ダウ』で明かしていますね」(前出の専門誌記者)
09年に『リンカーン』(TBS系)のコーナー『説教先生』に出演した際、ダウンタウンに「顔色が悪い」と指摘されるほど顔面蒼白でガチガチになってしまい、本番中に柴田が山崎をビンタするほどグダグダだった山崎。これがトラウマとなり、13年の『FNS27時間テレビ』と14年の『笑っていいとも! グランドフィナーレ』(いずれもフジテレビ系)以外で11年間、山崎とダウンタウンは共演しなかっただ。
「ちなみに、“スベる”という言葉は、“試験にスベる”というような用例で使われてきましたが、お笑いの世界で“芸やトークに失敗する”という意味で“スベる”を広めたのは、松本人志という説があります。それまでは、“笑いをはずす”とされていました」(前同)
ダウンタウンの前で、見事すぎるスベりぶりを見せた陣内・チョコプラ・山崎。一周回って。度胸がついたかもしれないーー。