ブラザートム、森泉、山下智久…2020年「円満退社…なワケない」芸能人!

日刊大衆

山下智久、森泉、岡田結実
山下智久、森泉、岡田結実

 11月30日付でミュージシャンのブラザートム(64)が、大手芸能事務所・スターダストプロモーションを退所していたことが12月2日にわかった。同日付の『スポニチアネックス』によると、11月末で契約期間終了を迎え、双方話し合いの末、円満に契約を終了したという。

 ネットではこの件に関して「あの不倫騒動が退所の一因になっているのは間違いなさそう」「円満? 本当に?」「事実上の解雇でしょ。あまりにも気持ち悪い不倫話でテレビではスルーされていたね」と、円満退所を疑う声も飛び交っている。

「10月13日発売の『FLASH』(光文社)が、トムの4年にわたる“モラハラ不倫”を報じたんです。トムは、2016年に起きた熊本地震の復興支援を行う中、NPO法人の代表の女性と知り合い、家族に隠れて不倫関係を続けていたといいます。

 女性は会うたびに体を求められ、理不尽な束縛を受け、さらには機嫌が悪くなると罵詈雑言を浴びせられるなどのモラハラを受けていたと記事では伝えています。『FLASH』の取材に対し、所属事務所は不倫を全面的に認めて謝罪。

 その一方で、事務所はトムのモラハラ不倫が大々的に報じられないよう、スポーツ紙やテレビ局担当者に“扱わないでほしい”と火消しに走っていたと10月14日の『FRIDAYデジタル』では伝えています。1か月前にこれだけの騒動を起こしていたわけですから、このタイミングでの退所は、どう考えても円満とは考えられないですよね」(芸能記者)

■中居正広&米倉涼子は円満退所も……

 2020年は、多くの芸能人が所属事務所を退所する1年となった。

 3月には元SMAP中居正広(48)がジャニーズ事務所から退所。

「中居の個人事務所『のんびりなかい』には、ジャニーズ事務所時代のマネージャーが出向という形で入っていますし、退所後も現役ジャニーズのタレントと共演していることもあり、円満退所であることは間違いないでしょう。

 同じ3月には米倉涼子(45)もオスカープロモーションから退所しているが、来年秋には事務所在籍時から主演を務めてきた『ドクターX~外科医・大門未知子~』(テレビ朝日系)の新シーズンが控えているという報道もあります。同ドラマには、オスカープロモーション会長の名前が“企画”としてクレジットされていますが、米倉も円満退所だからこそ『ドクターX』の新作に出演することができる、ということでしょう」(前出の芸能記者)

■山下智久はファンクラブに“事後報告”

 中居や米倉など、本当に円満退所したタレントがいる一方、ブラザートムのように“円満退所”を強調するものの、「実はそうではない」ことが濃厚な芸能人も少なくはない。

 10月31日にジャニーズ事務所を退所した山下智久(35)もその1人だろう。

 公式発表に先駆けて、山下の退所を報じた11月10日付の『文春オンライン』によると、山下は自身の契約が切れる2020年12月の退所を希望していたが、事務所から21年3月の退所を提案され、一時はそれに合意していたという。

「ところが、未成年飲酒騒動の活動自粛期間中にハリウッド映画の出演オファーが舞い込み、10月末での退所を申し出たそうです。ジャニーズ事務所は山下の退所にあたって、“弊社といたしましては、本人の意向を尊重し、双方合意の上で契約を終了することといたしました”と報告しています。

 ただ、ファンクラブ会員にすら事後報告になってしまったのは、ジャニーズ事務所にとっても、山下の退所があまりにも突然のことだったからだと言われています」(前出の芸能記者)

 10月31日の退所から10日後の発表に、ネットでは「なにがあったん? て感じよね 事後報告ほんと無理」「事後報告だと揉めたのかなって思うよね」など、円満退所を疑う声が多数上がっている。

■手越祐也は“円満”を強調

 ジャニーズ事務所からは、元NEWS手越祐也(33)も6月に退所している。

「手越は同月23日に会見を行い、“双方が弁護士を立てて退所に向けた話し合いを進めた”と明かし、藤島ジュリー景子社長や滝沢秀明副社長(38)との面会は果たせなかったものの、“円満”という表現を繰り返し使用しました。

 しかし、6月27日の『東スポWeb』では、ジャニーズ事務所からテレビ局に対して、手越の退所を取り扱う際に“『円満』という言葉は使わないように”と通達が出ていたとも報じていますよね」(女性誌ライター)

■岡田結実は独立後、報道を完全否定!

 看板女優だった米倉涼子をはじめ、昨年から今年にかけてタレントの大量離脱が相次いでいるオスカープロモーションからは、3月末に岡田結実(20)も退所、独立をしている。

 岡田については退所前後、「女優に専念するため」と複数の週刊誌が報じていたものの、6月12日の『ダウンタウンなう』(フジテレビ系)に出演した際、「女優に専念したいなんてひと言も言っていない」と一連の報道を否定。そして「役者もバラエティも、どちらもやりたかったから」と明かしている。

「岡田は来年1月スタートのドラマ『江戸モアゼル~令和で恋、いたしんす。~』(日本テレビ系)で主演を務めます。見事、やりたかった女優の仕事をゲットし、12月1日にインスタグラムを更新して、ドラマへの出演を報告しています。

 ただ、“正直事務所が変わってから主役を張ることなんて二度とこないだろうと思っていた”とも綴っているんです。このコメントを見るに、円満退所ではなかったのでは? とも思えますよね。ギャラの面で折り合いがつかなくなったという話もありますね」(前出の女性誌ライター)

■森泉は金銭面で揉めて……?

 同じくオスカープロモーションからは10月に森泉(38)も退所している。

 10月20日、森は自身のインスタグラムを更新し、「長年お世話になった事務所を退社しました」「新しく、株式会社ウォークに所属します。これからもよろしくっ」と報告した。

「オスカーからはタレントの大量流出、そしてマネージャーなどスタッフも大量に辞めていてが、一部では会社の危機もささやかれています。それも関連しているのか、所属の売れっ子タレントはほとんどが月給制だったそうですが、今年に入り急に、“月給制から歩合制に切り替えられる”という話が持ち上がったというんです。

 しかも、相談ではなく通達のような形でタレントサイドに突きつけられたようで、これが多くのタレントが事務所を離れていった原因のひとつだと言われています。

 藤田ニコル(22)ぐらいの稼働があれば、歩合制になっても影響はないでしょうが、ほとんどのタレントは歩合制になると給料が減る可能性が高い。森も給与体系が変わることを機に退所を決意したのではないかとささやかれています」(ワイドショー関係者)

■高杉真宙は“裸一貫”退所

 11月16日、2021年4月11日をもって俳優の高杉真宙(24)が所属事務所のスウィートパワーを退所することが公式サイトで発表された。

 事務所は「この程、高杉真宙より“裸一貫”から活動してみたいという想いの申し出があり、弊社としましても、その男の夢とロマンを応援していく所存でございます」と、高杉の思いを尊重するとした。

 また、高杉自身も「“裸一貫”からやってみたいという私の希望に対して、温かく送り出してくださる運びとなりました。深く感謝しています」と感謝を述べ、「お世話になった関係者の皆様にも大変感謝しておりますため、恩返しの気持ちを胸に、今後も俳優として精進していく所存です」と綴っている。

 11月17日発売の『女性自身』(光文社)では、高杉が同じ事務所の後輩だった岡田健史(21)への嫉妬や、同年代の横浜流星(24)の対抗心を抱いており、事務所に対して「アイドル的な役者と僕は違う」と訴えたと報じていた。

「公式発表では、高杉の考えに事務所も理解した上での退所とされています。ただ、一部では高杉が信頼していたマネージャーが事務所を退所してしまったことで出演する作品選びをしっかりとできなくなってしまったという報道もあります。

 そのマネージャーがいなくなってからは、事務所は高杉に対し、アイドル的に扱われる仕事を多く持ってくるようになり、事務所社長もアイドル的な作品に高杉を出演させたいという意向もあったとされ、このあたりに食い違いが生じてしまったのかもしれません」(前出のワイドショー関係者)

 多くの芸能人が所属事務所を退所した2020年。来年も“非・円満退所”な芸能人が増えることになるのだろうか――?

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