ドン小西 自分を客観的に見られない人はオシャレじゃない (2/2ページ)

アサ芸プラス

この世代って、なんとなく自分を客観的に見られなくて、生き方が下手な人が多いんだよね。

テリー どういうこと?

小西 部下に好かれたいと思ってるのに好かれてなくてさ。上司からは優秀な部下に見られようとしてるけど、真っ先に解雇されちゃったり。

テリー それ、自分を客観視できてないから?

小西 そうだと思うよ。で、そういう人ってオシャレじゃないんですよ。客観的な目でものをとらえることができる人ってオシャレな人が多いからね。自分が仕掛けたものが、どう周りから見えているかということの誤差が少ない人がオシャレな人だから。

テリー あぁ、なるほど。

小西 よくいるでしょ。自分は気品よく、ブルジョワに見せてるつもりだけど、ハタから見ると「なんて下品な女だろう」とか。自分を客観視できてない。こういう人は生き方も下手だよね。

テリー どうすれば客観視できるようになるの?

小西 ひとつは、いつも気にしなかったことに、もうちょっと意識を向ける癖をつけること。だから下着とかね。誰に見せるわけじゃないからどうでもいいっていう人も多いけど、とびっきりいい下着なんかつけてみると、気分がいいじゃない。

テリー そうか、まさに美意識だね。

小西 そうそう。美意識がないと、自分のこともよくわからないみたいな人間になっちゃうから。そういう人って多いんだけどね。睡眠取って、メシ食って、排泄してという、なんかウンコするために生きてるみたいな人。

テリー アハハハ。

小西 で、そういう人って文句ばっかり言ってるんですよ。文句言って、ウンコするためにメシ食ってる(笑)。でも、いくつになっても諦めることはなくてね。だから、美意識を磨いてほしいんですよね。

◆テリーからひと言

 さすがドンさん、いい話してくれたな。でも、ほんとに70歳で、勃起で痛くて目が覚めるなんて都民栄誉賞だよ! 精力剤出すといいよ。俺も欲しいから(笑)。

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