現在、大河ドラマ『麒麟がくる』に出演中の川口春奈さん。ほかにも多くの作品に出演していますが、かつては「低視聴率女王」と批判を受け、女優としての評価は高いとは言えませんでした。そんな彼女が躍進を遂げた理由には、世の男たちの感情を揺さぶる恋愛的要因が介在しています。ａｎａｎｗｅｂなどでも執筆中の恋愛ライター・分析家の私、塚田牧夫が解説しましょう！

■節目に発揮する「強運」

　川口春奈さんが、『麒麟がくる』に出演するに至った経緯は多くの方がご存じでしょう。彼女が演じている役は、沢尻エリカさんの予定ですでに撮影も進められていましたが、麻薬取締法違反容疑で逮捕。それを受けて代役として抜擢されました。

　時代劇初挑戦にして、大河ドラマ初出演。しかもかなり重要な役どころを担うこととなったのです。演技力が高く評価されているところもあるでしょうが、この引きの強さはやはり只者ではない。

　引きの強さで言えば、彼女がかつてＪＲ東日本の『ＪＲ ＳＫＩ ＳＫＩ』のＣＭに出演した際、日本列島が記録的な大雪に見舞われ、交通機関などに多くの被害をもたらしました。そのときのＣＭのキャッチコピーが、「ぜんぶ雪のせいだ」。皮肉にも聞こえるまさにドンピシャのフレーズです。

　良きにつけ悪しきにつけ、彼女は節目節目に強運を発揮。こうした“持っている女”に世の男性は将来性を見出すのです。

■「ミーハー感」を隠さない

　川口さんは自身のＩｎｓｔａｇｒａｍにおいて、２０１８年に投稿した写真が物議を醸したことがありました。

　サムライブルーのユニフォームに身を包み、Ｗ杯を観戦したような写真を投稿していましたが、その頬には五輪のマークがペイントされていました。これにより、にわかファンなのではないかと騒がれたんですね。

　ほかにも、「乾選手」と特定の選手名前をあげ、「応援します！」と投稿。ファンからしてみると、いい気はしないわけです。

　しかも、それ以前にも、野球の大谷選手を目当てにアメリカまで行って試合を観戦してきたという投稿もありました。さらには、格闘家の那須川天心選手に関心を寄せているような投稿まで。もう、ミーハー感丸出し。

　するとあがるのが、「便乗」の声です。取りあげるのが各界を代表する選手たちばかりですから、それも仕方のないことかも。

　しかし、これだけ立て続けとなるのは、おそらく本当にただ応援しているからなのでしょう。心を動かされたことを、素直に文字にして投稿しているだけ。裏を返せば、それだけ純粋だということです。

　そうなると、彼女が非難を浴びる姿がむしろ、世の男たちの目には微笑ましく映るのです。

■動画で見せる「お茶目」な一面

　川口さんは、今年１月にＹｏｕｔｕｂｅチャンネルを開設。登録者はすでに１００万人超え。定期的にアップしている動画も大好評です。メイクの仕方などを紹介する女性らしいものや、ねじり鉢巻き姿で魚をさばく動画など、バラエティに富んだラインナップとなっています。

　動画内では、かなり天然な部分が披露されていて、それがまたチャーミング。美尻トレーニングと題して、バトミントン選手の奥原希望選手にリモートでレクチャーを受けた際、あまりのキツさに、「お尻割れる」と発言。「もう割れてる」と突っ込まれるお茶目なやり取りも。

　また、英会話のレッスンを受ける動画では、「ＯＶＥＲ」の発音で、「前歯を下唇に置く感じ」と指導され、前歯を極端に出して変顔を披露。先生に「やりすぎですね」と指摘を受ける場面も。

　動画での彼女は、とにかく自然体で素の部分がだだ漏れ。いつかそのうち、見せてはいけない部分までポロリと出てしまうのではないかと期待を抱かせ、誰しも目が離せなくなるのです。

　川口さんの恋愛面においては、去年、格闘家の方と噂になったのが記憶に新しいところ。真偽のほどは分かりませんが、格闘家であれば、彼女が自然体故についガードが甘くなってしまうところを、上手にフォローしてくれそうです。

（文・塚田牧夫）