突然酔っ払いに殴り殺された大学生、犯人不明のまま12月11日で捜査が打ち切られた真相【未解決事件ファイル】 (2/2ページ)

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 それでも、警察は何とか目撃者らの証言をかき集め、犯人のおおまかな特徴を捉えた似顔絵を作成 し、事件現場や警察HPで公開された。犯人は20代後半から30代後半の男で、身長は170センチから180センチ程度、目つきはすわっていたというが、スーツを着た普通のサラリーマン風だったという。しかし、犯人特定につながる決定的な証拠は見つからず、結局逮捕には至らなかった。

 Aさんの遺族らは警察の捜査とは別に、独自で犯人の捜索を行った。事件から2カ月後には、警察が作成した似顔絵とそっくりな人物と北千住駅で発見した。しかし、途中で見失ってしまいそれ以降、容疑者と似ている人物を見つけることはできなかったそうだ。

 この事件は当初傷害致死事件として扱われていたため、2003年には時効が成立しそうになったが、遺族が集めた3万5000人分の署名と公訴時効延長を求める嘆願書により2003年3月に容疑が殺人罪に切り替わった。2010年4月には殺人罪の時効が撤廃されたものの、遺族の要望で今年12月11日に容疑者不明のまま書類送検となり、捜査は打ち切られることになった。

 捜査打ち切りについてAさんの父親は「もう十分捜査をしていただいた。担当の捜査員の方にはほかの事件にあたってほしい」と報道陣の取材に対して答えたという。周囲の目撃者がもし容疑者を取り押さえていたら、警察に証言してくれていたら、事件は解決していたのだろうか。Aさんと男が何を争っていたのかも分からないまま警察の捜査は終結した。 
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