現役アイドル前田美里「初期の『乃木坂って、どこ?』は全盛期の『AKBINGO!』に似てる」【写真54枚】「坂道が好きだ!」第53回
アイドルで坂道オタ! 前田美里の「坂道が好きだ!」 第53回
近年、さらに加熱する坂道シリーズ。その人気は多種多様のファンを生み、ついには同じアイドルながらにアイドルを推すという熱烈な「坂」ファンが現れた。それが坂道オタ界隈でもガチ勢と認められるグラビアアイドル前田美里だ。彼女とともに坂道の魅力に触れていきたい。
■乃木坂46は「選抜」が売りのグループだった
――乃木坂46は『乃木坂って、どこ?』(『乃木坂工事中』の前身番組)の初回で秋元康さんが「AKB48が年に1回総選挙をやったりしてますが、メンバーを入れ替えていくスピード感はこちらのほうが早い」と言っていたように、特に初期の頃は選抜メンバーをシングルごとに入れ替えることを1つの売りにしているようなグループでした。
『乃木どこ』は初期の頃から観てましたけど、そうですよね。最近では番組の最後にさらっと発表する感じになりましたけど、毎回選ばれた人のコメントをちゃんと流してましたもんね。
――もともとAKB48の公式ライバルですし、この「毎シングル選抜」はやはりAKBさんを意識してのことだったと思うんですけど、そもそもAKBの選抜はどういうふうに見てましたか?
初めてAKBが総選挙をやったときに順位が付けられているのを見て「シビアな世界だな~」って思ってましたね。やっぱりそのまま埋もれて辞めちゃう子もいるし、あと一歩っていうところでメディア選抜に入れない子もいるし……なんかすごい戦いだなって。しかもそれをファンの人が決めるっていうのは、さらに精神的にくるだろうなって思ってました。
――一方で乃木坂さんもシビアさでは負けてなくて、『乃木どこ』では、初回の放送開始1分半でいきなり暫定の選抜メンバーが発表されてたんですよね。もっと言えば、1期生は最終オーディションが終わった直後に一度選抜分けされてます。
(資料を見ながら)そうだ! 最初って吉本彩華さんって方がセンターでしたもんね。今、固定で前にいる人たちって、意外と最初のほうでは後ろにいたりしましたもんね。
――『乃木どこ』初回の暫定選抜では松村沙友理さんや橋本奈々未さんが選ばれなかったりしてますし。
そうですよね、まいやん(白石麻衣)とかも2列目だったし……。そういえば最初のほうって、意外にみんな2列目3列目だったんですよね。
■『ぐるぐるカーテン』の選抜発表
――初期の乃木坂46や『乃木どこ』はどんなふうに見てましたか?
私、初期の頃は生駒ちゃん(生駒里奈)のイメージが強いです。でもみんな最初から面白かったなってイメージがあって、まいやんの“黒石さん”さんとかもそうですし、キャラが濃い人たちが多いなっていうイメージはありましたね。あとバラエティを全力でやっていたので、全盛期の頃の『AKBINGO!』(日本テレビ系)にちょっと似てるなって思ってました。
――昔はとにかく1期生が元気でしたよね。それが1stシングルの選抜発表回で一気に空気が変わるわけですけど、1枚目の選抜ってどうやって発表してたか覚えてます?
『ぐるぐるカーテン』ですよね。全然覚えてないなぁ……。
――1枚目だけ特殊でして、メンバーが別室に待機しているんですけど、選抜入りした人の携帯に電話がかかってくるっていう発表方法だったんです。それで選ばれた人はバナナマンさんのいるスタジオに行くんですけど、その途中の廊下にもカメラがあって、選抜入りしたメンバーは全員泣きながら廊下を歩いてました。
電話パターンはコワイですね! 私、日テレジェニックの候補生だったときに番組(『アイドルの穴〜日テレジェニックを探せ!〜』)に出ていて、その番組のプロデューサーが毛利(忍)さんだったんですけど、そのときも電話がかかってきた人が脱落するっていう演出だったんですよ。毎週1人か2人脱落していって、最終的に残った人が日テレジェニックになったんですけど、無事に最後まで残ることができて、日テレジェニックになれた時は本当にうれしかったです。過酷でしたが……。
――前田さんもそんな体験をしてたんですか! なんだか『ぐるぐるカーテン』の発表方法と似てますね(笑)。
その番組で一番キツかったのは電話ですね。しかも自分の携帯にかかってくるから恐怖でしかなかったです(笑)。あとは卵を頭で割って、生卵だった人は脱落するみたいなのもありましたね。パイ投げとかもありましたし、その番組も当時の『AKBINGO!』とか『NOGIBINGO!』に近い感じの企画が多かったです。
――どちらも同じ人たちが制作してますからね(笑)。
(取材・文=鎌形剛)