２０２０年もっとも話題になったイケメン俳優、佐藤健（３１）。ドラマ『恋はつづくよどこまでも』（ＴＢＳ系）が大ヒットし、３月１８日に開設したＹｏｕＴｕｂｅチャンネルは、１２月１６日現在でチャンネル登録者数１９５万人となった。

　そんな佐藤が、１２月１５日に『佐藤健からの重大なお知らせ』という意味深なタイトルの動画を投稿。その告知内容とはなんだったのか。

「“最強のタートルネックを作りたいな、と思ってる”と告知したんです。佐藤は『恋つづ』などの仕事で多くのタートルネックに触れたことで、“自分で理想のものを作ろう”と思ったことを明かしていました」（女性誌記者）

　佐藤は「基本的に自分用（に作る）」としつつも、スタッフの「買えない？」という質問には「どちらでも。欲しい人がいればどうぞ」と、とてつもなく期待が高まるコメントをしている。

「糸の手触りにこだわっていて、“絶対これ着てたら、『かわいい』って触ってきますよ”と、多くの資料を取り寄せたうえで完成した試作品２着に満足げでした。“昨年（１９年）に、冬はタートルとロングコートがいちばん”と、ファッションの方向性が定まったことも明かしています」（前同）

■すでに趣味を仕事に生かしている

　動画で佐藤は「興味の幅が広いほうではないから、興味を示したらとことんやる」と明かし、何度もニットやコートの魅力を語っていた。『恋つづ』での佐藤が「黒のタートルネックのニットにロングコート」というスタイルで登場したことで、多くのファンをメロメロにしたのは記憶に新しいが、佐藤自身もニットにメロメロになった、ということだろう。

「佐藤はモデル、役者業のほかにも配信サービス『ＳＵＧＡＲ』で、精力的なファンサービスをしていますよね。ＹｏｕＴｕｂｅでも謎解き施設とコラボ企画をしたり、仕事の幅を増やすという意味でも、趣味が生きている感じがします。実際、“ポケモン好き”と“謎解き好き”がキッカケで、２０年１１月にはポケモンカードのＣＭ出演を叶えていますからね」（前出の女性誌記者）

　佐藤は１１月１２日から、親交のある謎解きクリエイターの松丸亮吾（２４）とポケモンカードで勝負するＣＭに出演している。１９年にも単独で『ポケモンＧＯ』のＣＭに出ていたが、まさに趣味が仕事に生きた結果と言えるかもしれない。

■香水のプロデュース経験あり

　オーダーメイドのタートルネックを量産するか、という質問には「ちょっと作ります」と答えている佐藤だが、大量生産ではなくこだわりぬいた素材によるブランド展開、という路線もあり得る。

「佐藤は、自分のクローゼットを“部屋かも”と表現していて、服に対して非常にこだわりがあることが分かります。自身の『３０ｔｈ　ＡＮＮＩＶＥＲＳＡＲＹ　ＥＶＥＮＴ』では、ファンの意見を取り入れつつ、アロマキャンドルや香水を考案・監修した経験もある。今回も、ブランド展開に挑戦するのではないでしょうか。芸能人が副業でファッションブランドや飲食店などをプロデュースすることは、珍しいことではないですからね」（専門誌記者）

　たとえば、ハリウッドでは映画『デッドプール』や『名探偵ピカチュウ』などで知られる俳優・ライアン・レイノルズがジンブランド『アビエーション』の共同オーナーとなっていたり、変わったところだと、『ミクロの決死圏』で一世を風靡した女優のラクエル・ウェルチはウィッグ（カツラ）のプロデュースを行っている。

■ブランド展開を望む声多数

「ファッションブランドの場合、現在は拠点をロサンゼルスに移しているタレント兼モデルのローラ（３０）が『ＳＴＵＤＩＯ　Ｒ３００』というリサイクル事業と提携したブランドを立ち上げているほか、佐藤のように男性の芸能人でも、ファッションのプロデュースは多いですね。新しい地図の香取慎吾（４３）は、"服バカ"を自認していて『ヤンチェ オンテンバール』というブランドをスタイリストの祐真朋樹と立ち上げています」（前出の専門誌記者）

　コメント欄にはすでに、

《早く見れた！売られたらすぐに買います！どんなデザインか楽しみ》《タートルネックにロングコートはもう大好きです！！笑笑健さんが作るならもちろん買います！！》《首がチカチカしない素材でお願いしますね》

　と、ブランド化を望む声が多く見られた。

「佐藤ほどのインフルエンサーが立ち上げたら、女性はもちろん男性も注目するはず。俳優業だけでなく、ファッション業界でも大活躍するのではないでしょうか」（前同）

　３０代を迎え、多くのことに挑戦してきた佐藤。近いうちに、佐藤プロデュースのニットで街中が埋まるかも!?