2億年後の未来、地球に2つの超大陸が誕生し長い氷河期が到来する可能性 (2/3ページ)

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 彼らは、アメイジア大陸とオーリカ大陸の両超大陸にいくつかの地形(山岳、平地、主に平地だが山岳あり)を想定した上で、その気候への影響を「ROCKE-3D」という循環モデルでシミュレーションした。

 なお今から2億5000万年後という遠い未来では、大陸の形状以外にも地球の環境は変化している。たとえば地球の自転は少しゆっくりになり、1日は今よりも30分長い。また太陽の明るさもわずかに明るくなる。シミュレーションでは、こうした影響も考慮されたという。

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シミュレーションで判明した超大陸の姿(グレーの部分)
image credit:M.J. Way, H.S. Davies, Joao Duarte, J.A.M. Green

・世界の平均気温が4度低下

 ウェイ氏らにとって一番意外だった結果は、アメイジア大陸が主に山岳によって構成されていた場合、世界の平均気温が4度下がるということだ。

 これは標高の高い地域が1年中氷でおおわれ、日光が反射されるために、寒冷化が増強される(アイス・アルベド・フィードバック)ことが主な原因であるという。

 一方、アメイジア大陸がそれほど山がちではなかった場合、湖や内海が形成され、赤道から北へと大気の熱を運んでくれるために、雪や氷は暖かい季節になれば解ける。

 しかし南からの暖かい海流が北へ流れなくなる可能性も考えられる。現在の地球では、海流がグリーンランドやベーリング海へと流れ込み、これと一緒に熱も運ばれてくる。しかし超大陸が形成されると、こうした流れが堰き止められてしまい、暖かい南からの熱が北へ流れなくなる。

 こうして氷河期が訪れる。
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