新型コロナ禍で変わる営業戦略。勝ち筋はデジタル化と「展示会」にあり (2/2ページ)
■「自前オンライン展示会」を通して攻めの営業を続けよう
では、「自前オンライン展示会」とはどういうものをいうのか。
企業が一堂に会し、それぞれの商品や事業をアピールする「展示会」は、顧客の獲得に大きな役割を果たした。コロナ禍以降はオンラインでの展示会が広まり、例えば東京ゲームショウやシーテックといった大手の展示会もオンラインで開催された。
一方で清永さんが提唱する「自前オンライン展示会」は、こうした合同展示会に乗っかるのではなく、自社でオンライン展示会のページを作り、そこで定期的に情報を提供しつつ、営業をしていくというやり方だ。その要素は2つある。
1、自社のWebサイトを実践的な営業ツールとしてつくりあげる
2、コンセプトに沿ったセミナーを定期開催し、攻め続ける
清永さんが自ら主催している「リモート営業オンライン展示会」では、リモート営業ノウハウを伝えるコンテンツが用意され、さらに過去3回にわたって行われたオンラインセミナーの動画アーカイブが掲載されている。それは、さながらお祭りのような雰囲気で、多く人が参加する展示会のあの空気を感じることができる。
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本書では、自前オンライン展示会のコンセプト検討や、コンテンツ作り、オンラインでのアプローチ方法などを細かく丁寧に説明している。コロナ禍で経営をどう立て直していくかが問われる中で、コストをそこまでかけず、全国から見込み客を集められる「自前オンライン展示会」の方法は起死回生の手段にもなりえるだろう。
業績を上向かせるためには、動くことが大切だ。「今は我慢の時」という考え方もありだが、打てる手があるのではあれば、それを検討しない手はないはずだ。
(新刊JP編集部)