日向坂46齊藤京子の「ぶりっ子」から感じた4年間の成長
12月20日(日)深夜に放送された『日向坂で会いましょう』(テレビ東京系)では先週に引き続き、日向坂46メンバーがアンガールズ・田中卓志との関係性を修復しつつドッキリを仕掛ける「時は来た! やっとこさ、わたしの番です! 〜アンガ田中をメチャクチャにしましょう〜」の企画を放送。名シーンを抜粋して紹介する。
■アドリブのボケ
今回の企画では基本的に仕掛け人であるメンバーがオードリー・若林正恭から受けた指示を実行しながら田中を翻弄していたのだが、若林の指示のもと行ったボケも多かった一方で、田中の“ジャンガジャンガ”に合わせてメンバー全員が一緒に“ジャンガジャンガ”をしたり、フリップを使ったコーナーでは金村美玖の「巨神兵のモデルって田中さんですよね?」というボケを見た加藤史帆が続けざまに「奇行種のモデルも田中さんですよね?」とカブせたりと、メンバー自らのアイディアで笑いをとった場面がいくつもあった。このような団体芸が出来るアイドルグループなど、そうそういないことだろう。
■“ぶりっ子”キャラを担当した齊藤京子
先週の放送で、ドッキリを仕掛ける前に“ぶりっ子”を使って田中を翻弄する役を自ら買って出ていたのが1期生の齊藤京子。齊藤は田中と目が合ったときにウインクをしたり、フリップに「好きです」「私のことどう思いますか?」と書いていたりと要所でぶりっ子を発揮し、田中に「彼女じゃないんだから!」とツッコまれていた。
2016年に「けやき坂46」のメンバーとしてデビューした頃にはぶりっ子キャラの片鱗など見せていなかった齊藤だったが、それから4年経った今では卒業した柿崎芽美や休業中の宮田愛萌が不在のなか、1人でぶりっ子キャラを担当するまでに成長していたのである。
■濱岸ひよりが『水曜日のダウンタウン』の企画を再現?
2期生の濱岸には「田中に隠れて弁当を食べる」というミッションが与えられていたようで、この回教室風セットの一番後ろの席に座っていた濱岸は、田中にバレることなく唐揚げを食べることに成功していた。
このミッションはかつて『水曜日のダウンタウン』(TBS系)で何度か行われていた「早弁先生」の企画に似ているのだが、実は今回仕掛けられる側である田中は、2017年5月3日放送回の「早弁先生」に仕掛け人側で参加したことがあった。
(文・鎌形剛)