志村けんさん、三浦春馬さん…2020年「日本中が涙した」芸能ニュースは?

日刊大衆

在りし日の志村けんさん
在りし日の志村けんさん

 2020年の「今年の漢字」には“密”が選ばれたが、この1年はとにかく新型コロナの猛威に震えた年だった。このコロナによって、エンタメ界ではライブやイベントの中止が相次ぎ、テレビ番組などでもリモートが取り入れられるなどの変化があった。そこで今回は、10~50代の男女300人に「2020年最も衝撃的だった芸能ニュース」について聞いてみた。

 71人の人たちが挙げたのは「俳優、女優の自殺」。

 7月に三浦春馬さん、9月に竹内結子さん、芦名星さん、藤木孝さんが相次いで亡くなった。「三浦春馬さんの死。ニュースを見たときは動悸がして、胸がざわざわした。頭が真っ白になった。いまだに喪失感を感じている」(24歳/女性/学生・フリーター)、「ショックだった。フェイクニュースだと思って何度も確認してしまった。またドラマに出演してテレビで見られると思っていたのに突然すぎて現実味が湧かなかった」(21歳/女性/学生・フリーター)、「竹内結子という名前と彼女の顔が結びつかなかった。その後、あの竹内結子さんなんだと確認したが、しばらく信じられなかった」(44歳/女性)、「ぼう然とした。残念で悲しかった。いまだに信じられない気持ち」(48歳/男性/コンピュータ関連技術職)、「人気も実力もある若い人達が自ら命をたってしまったことが残念でありショック。周りからは分からない苦しみや悩みがあったのかもしれない」(52歳/女性)など、彼らのニュースに多くの人が胸を痛めていた。

■イケメン俳優、人気芸人の不倫も

 また2020年は、不倫のニュースも多かった。1月に東出昌大唐田えりか、2月に鈴木杏樹喜多村緑郎、6月にアンジャッシュ渡部建、9月には瀬戸大也、11月に近藤真彦宮崎謙介と立て続けに醜聞が暴露された。

 特に今回71人が選んだの渡部の“多目的トイレ不倫”には、「ゲス過ぎてびっくり。本当かどうか疑った」(59歳/男性/会社経営・役員)、「最低最悪の男性だと軽蔑、幻滅した」(48歳/女性)、「手当たり次第感が衝撃的だった。とんでもない人間だと思った」(39歳/男性/コンピュータ関連以外の技術職)、「普通の不倫じゃなくて、相手をただの性欲処理としてしか扱ってないし、多目的トイレというのも最低最悪だと思った」(41歳/女性/営業・販売)、「本当に気持ち悪い。がっかりした。キャリアを積んできたのに、もったいないと思いました」(16歳/男性/学生・フリーター)など、厳しいコメントが殺到。他にも「佐々木希さんがかわいそう! 奥さんや子どももいるのに不倫するなんてありえいと思う。しかも相手が複数いたと言うこともありえない」(26歳/女性)、「どんなに美人な奥さんがいても不倫するのかと驚いた。ただただ嫌悪感を持った」(53歳/男性/会社経営・役員)など、妻である佐々木希に同情する声も多かった。

 しかし、一方で12月の会見について「記者達の質問攻めはやり過ぎだと思った。渡部さんが少しかわいそうだった」(26歳/男性/公務員)、「不倫には驚いたが、社会に謝罪をする必要はないと思った」(20歳/男性/学生・フリーター)と、不倫そのものよりも記者会見にショックを受けている人たちもいた。

■コロナの恐怖を身近に感じるきっかけに…

 そして、今回のアンケートで最も多い100人が挙げたのが、新型コロナウィルスで亡くなった志村けんさんと岡江久美子さんのニュースだった。

 志村さんは、3月に体調を崩して病院に救急入院したところ、新型コロナの陽性だと判明。人工心肺装置をつけて治療を続けたが意識は戻らず、同月29日に帰らぬ人となった。2019年12月から3月6日まで撮影に参加していたNHK連続ドラマ小説『エール』が遺作となり、2020年12月公開予定だった自身初の主演映画『キネマの神様』は沢田研二が代役を務めることになった。

「ドリフ世代なので、とても悲しい。残念。親族が亡くなってしまったくらいの衝撃を受けた」(46歳/男性/コンピュータ関連以外の技術職)、「志村さんは子どものときから好きだったのでショックだった。この前まで元気だったのにと思い、信じられなかった」(26歳/男性/総務・人事・事務)、「バカ殿様で笑って、『天才!志村どうぶつ園』ではパンくんやプリンちゃんと元気に遊んでいて、それらの映像を見るといまだに亡くなったことが信じられない」(18歳/男性/学生・フリーター)など、今でも信じられないという人がほとんど。

 一方岡江さんは、4月に新型コロナの感染が確認され、集中治療を受けていたが23日に肺炎で逝去。志村さんに続く悲報に、日本全国が悲しみに包まれた。岡江さんは、2019年に乳がんの手術を受け、2020年1月から2月にかけて放射線治療を行っており、免疫力の低下から重症化したのではないかといわれている。

 岡江さんのニュースにも「コロナ禍で抵抗力が弱いと感染しやすいと、感染症の恐ろしさを思い知らされた」(55歳/女性/主婦)、「驚いたと同時にコロナの恐ろしさを改めて知った。外出制限の自粛中、一番怖く悲しいニュースだった」(23歳/女性/学生・フリーター)、「知人もコロナになり大変なときで、どうか助かってほしいと思ってた。岡江久美子さんの遺骨をご家族が受け取る映像も見ていて辛かった」(37歳/女性/主婦)と、死をいたむ声や感染症の恐ろしさを実感したという声が見られた。

 なにかと暗いニュースが多かった2020年の芸能界。他には、大麻による伊勢谷友介の逮捕、大人気だった伊藤健太郎のひき逃げなどを選ぶ人もいたが、一方、ナインティナイン岡村隆史の結婚、石原さとみの婚約など、おめでたいニュースを選んでいる人たちもいた。コロナ禍はまだ続きそうだが、2021年は、明るいニュースが増えることを祈ろう。

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