“鬼滅”連載終了で新陳代謝が加速!? 変化する『週刊少年ジャンプ』の行く末 (2/2ページ)
世間では『鬼滅の刃』VS『ONE PIECE』の構図で人気合戦が繰り広げられていますが、残念ながらこの先『ONE PIECE』が『鬼滅の刃』のようなブームを巻き起こすのは難しいのではないでしょうか」(カルチャーライター)
ちなみに『ONE PIECE』は、2021年1月4日に発売される『週刊少年ジャンプ』5・6合併号で、ついに1000話に到達。前号から、誌面はお祭り騒ぎの様相を呈しているが、ファンからの反応は想像以上に冷ややかだ。
《『ONE PIECE』いつまでやってんだよ…》
《かつては小学生だった自分も、もうオッサンですわ…》
《死ぬまでに完結するか分からない漫画第1位》
《『ONE PIECE』1000話おめでとうございます! 読んでないけど、さすがに〝ひとつなぎの大秘宝〟は手に入れてる感じかな?》
などの声が見受けられる。
短期間で完結する作品が悪いとは言わないが、『ONE PIECE』の載っていない『週刊少年ジャンプ』を想像すると、どこか寂しさのようなものもあるが…。「今では考えられないですが、もともと黎明期の『ジャンプ』は3流誌という扱いだったのです。当時、漫画雑誌といえば『マガジン』か『サンデー』の名前が挙がり、続いて『チャンピオン』でした。しかし『ジャンプ』は80年代から90年代にかけて〝黄金期〟を迎え、歴代最高である653万部の売り上げを達成。この頃から漫画雑誌は『ジャンプ』独り勝ちの状態が続いている印象です。その黄金期といえば、やはり『ドラゴンボール』や『SLAM DUNK』、『ジョジョの奇妙な冒険』など、比較的長期連載の作品が目立つようになりました。この流れを『ONE PIECE』以降の漫画は背負ってきたようですが、さすがに変わってきたようです。〝少年〟と銘打つように、長期連載化させて読者が年を取れば、『週刊中年ジャンプ』になってしまいます。新陳代謝がよい連載陣であれば、人気作が生まれる可能性も増えますし、なにより若手漫画家をフックするキッカケにもなります」(同ライター)
『ジャンプ』は『ONE PIECE』、『サンデー』は『名探偵コナン』、『マガジン』は『はじめの一歩』という長期連載看板作品があるが、引き伸ばしせずに作品の純度が高いまま終了したほうが、ファンも納得するのではないだろうか。
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