大ブームとなった韓国ドラマ『愛の不時着』（ネットフリックス）。年始早々、主演ヒョンビン（３８）とソン・イェジン（３８）の熱愛ニュースが飛び込んできて、作品の人気も再び上昇している。

　過去の熱愛報道は否定していたものの、ファンの間では「お似合いすぎ！」「現実でもつきあってほしい！」と熱くカップル推しされていたヒョンビンとソン・イェジン。昨年６月に開催された“韓国のゴールデングローブ賞”と呼ばれる『百想藝術大賞』では、視聴者投票で決まる「人気賞」を『愛の不時着』で揃って授賞。授賞式ではツーショット姿を披露してファンを喜ばせた。今回、報道されている交際期間からすると、この授賞式の頃にはすでにつきあい始めていたようだ。

　韓流エンタメ情報誌『韓国ＴＶドラマガイド』が選定した「韓国ドラマ大賞２０２０」でも、『愛の不時着』はラブストーリー部門優秀賞に輝いた。同編集部には「これ以上ない美男美女カップルにトキメキも倍増した！」「リ・ジョンヒョクとユン・セリ、このまま現実でも結婚してほしい！」という読者の声が多数寄せられている。

　そこで、今回のビッグカップルの誕生を祝して、同編集部が胸にぐっとくる『愛の不時着』名セリフをピックアップ。編集部の解説コメントとともに紹介していこう。（※セリフは字幕と異なる場合があります）

■「私はよほどのことじゃないと、怖がらないの。でも今は怖い。あなたが心配で。あなたは…私にとって、よほどの存在かしら」～第７話／ユン・セリ

「セリを乗せたトラックが襲撃された際、命がけで彼女をかばい、撃たれてしまうジョンヒョク。病院に搬送された瀕死のジョンヒョクを思い、セリが心の中で語りかけるセリフです。

　今回の熱愛報道を受けて、ソン・イェジンが自らのインスタグラムに綴った『仕事ではなく、個人的な話を初めてしようとしますが、どうしてこんなに恥ずかしいんでしょう』という言葉を読んだとき、思わずこのセリフが思い浮かびました。いつもの自分とは違うことにとまどう、その姿が“よほどの存在”ということを表していますね」（『韓国ＴＶドラマガイド』編集部）

※画像はｔｖＮ『愛の不時着』より　

■「彼女を守れないと、僕の人生は地獄になる」～第９話／リ・ジョンヒョク

「セリを拉致した父親に、ジョンヒョクが初めて自分の気持ちを爆発させた際のセリフです。常に冷静で、周囲の状況を見ながら行動できるジョンヒョクですが、それはある意味、自身を抑え込んでいるともいえます。

　ですが、セリと出会い、彼女を大切に思うことで、誰かに本気でぶつかっていくようになる。ヒョンビン自身が今回の熱愛報道を認めた件も、ある意味、彼女を守るために本気を出したのではないかと感じました」（前同）

※画像はｔｖＮ『愛の不時着』より　

■「私を完全に忘れないで」「空から落ちてきた女を忘れられるものか」～第９話／セリ&ジョンヒョク

「ジョンヒョクが韓国へ戻るセリを、軍事境界線まで送り届ける場面でのやりとりです。出会った当初から繰り広げられていた、“２人の出会いは、偶然か、運命か”という論議の回答にもなっていて、ウィットにも含んだ素敵なセリフです。実際の２人も“運命の相手”なのか、見守りたいですね」（同編集部）

※画像はｔｖＮ『愛の不時着』より　

■「あなたが人生の贈り物のように僕のもとに来てくれて、感謝している」〜最終話／リ・ジョンヒョク

「北朝鮮に送還されるジョンヒョクを追ってセリがやってきた場面でのセリフです。日本語字幕では、“君に出会えたことに感謝している”と意訳されていますが、韓国語のセリフを直訳すると、“あなたは人生の贈り物のように、僕のもとにやってきた”そのことに感謝している、と告げています。

　ジョンヒョクがセリにしてあげた様々な行動は、どれもとてもロマンチックなものでしたが、このセリフがまさに彼という人を端的に表したものだと思いました。愛する人を“人生の贈り物”と思えるって、素敵ですよね。まさに今、現実でもお互いにそう感じ合っているのかもしれませんね」（前同）

※画像はｔｖＮ『愛の不時着』より　

　ヒョンビンとソン・イェジンが愛を育むきっかけとなった『愛の不時着』。こうしてドラマをあらためて観直してみると、２人が交わす愛の言葉がより深く心に響いてくるのではないだろうか。『愛の不時着』全編に散りばめられた名セリフは、『韓国ＴＶドラマガイド別冊プレミアム　沼落ち厳選１３０作』に掲載されているので、詳しくはそちらをチェック！