コロナ美人局、素人強盗団、ヤクザの「新みかじめ」…アウトロー犯罪最前線 (2/2ページ)
『コロナ美人局』、今年は全国に蔓延しますよ」
コロナ禍にあって活発なのは詐欺師だけではない。不良ベトナム人も同様である。技能実習生として来日して、在留期間を過ぎても日本に居座る。昨年、そんなベトナム人の家畜窃盗がニュースとなった。今年はベトナム人同士の抗争が勃発する可能性がある。裏社会や外国人犯罪に詳しいジャーナリストの丸山ゴンザレス氏が警鐘を鳴らす。
「不良ベトナム人は違法賭博をする同胞、違法ビザを所持する同胞を脅して金を奪うなど、在日コミュニティ内での犯罪が増えています。要は被害を訴えにくい相手を選んでいるのです。この傾向は今年も続き、過激化するでしょう」
在日ベトナム人の増加は著しい。法務省出入国在留管理庁が発表したデータ(20年6月)によると、19年末に比べて2.1%増加。コロナの影響など関係なく、上位10カ国の中で唯一の増加となった。「不良ベトナム人は組織化されつつあり、一部は大金を持っている」(前出・アウトロー関係者)というから、抗争は避けられそうにない。
一方、今年の日本人の犯罪グループでは、「素人強盗団が跋扈する」と前出・丸山氏は憂える。
「昨年10月に、人気艶女優が住む高級マンションから現金600万を持ち去った事件がありました。少年3人による強盗でしたが、実行犯はアマチュア。金に困っている人を『犯罪リクルーター』がSNSで探し、ブッキングするんです。最近はコロナ禍で困窮者が増加したせいで、実行犯を選べる時代になっています」
犯罪にもコロナが暗い影を落としているのだ。
※「週刊アサヒ芸能」1月14日号より