４月から、日本テレビの朝が大きく変わる。

『ＺＩＰ！』でＭＣを務めていた桝太一アナウンサー（３９）が番組を卒業し、２０１７年１０月以来『スッキリ』を担当していた水卜麻美アナ（３３）が、桝アナに代わって『ＺＩＰ！』のＭＣを務める。

　そして水卜アナに代わって『スッキリ』を担当することになるのが、岩田絵里奈アナ（２５）だ。

　岩田アナは入社３年目ながら、２０２０年１２月に『ＯＲＩＣＯＮ　ＮＥＷＳ』が発表した「好きな女性アナウンサーランキング」では８位にランクインし、注目が集まっていた。

「これまでも日本テレビ内では、“ポスト水卜アナは岩田アナ”と言われてきましたが、実際に水卜アナの後任を任されたわけですから、日本テレビ上層部が彼女に期待していることがうかがえますよね」（制作会社関係者）

■日テレ入社前から話題を振りまいていた

　岩田アナは入社１年目から、日本テレビの看板番組『世界まる見え！テレビ特捜部』の進行を任され、日曜日朝の情報番組『シューイチ』のレギュラーも獲得。新人アナとしては異例の扱いを受けていた。

　現在では『まる見え』のほか、金曜日ゴールデンのバラエティ番組『沸騰ワード１０』の進行と、早朝のニュース番組『Ｏｈａ！４ ＮＥＷＳ ＬＩＶＥ』の金曜メインキャスターを担当している。

「岩田アナはまだ入社３年目にもかかわらず、とにかくアナウンス技術が高いと評判で、滅多に原稿読みで噛まない。加えて、明るく爽やかなルックスで視聴者人気も高く、満を持して日テレの朝帯の重要な番組である『スッキリ』を担当することになったのでしょう。

　大物になる予感をビンビンに感じさせる岩田アナですが、振り返ってみると日本テレビに入社する前からなかなかのタマだったんですよね」（前出の制作会社関係者）

■Ｈｅｙ！Ｓａｙ！ＪＵＭＰメンバーとの親密ぶりも

　岩田アナは１０代の頃、岡崎歩美の名で大手芸能プロダクション・スターダストプロモーションに所属し、タレント活動を行っていた。

「大学１年生の時点ですでに芸能活動からは身を引いていたものの、大学３年生のときにミス慶應のファイナリストにも選ばれています。この年のミス慶應は主催団体の不祥事により中止となりましたが、岩田アナはそれとは別件で、学生時代に有名になっているんです」（芸能記者）

　何があったかというと２０１５年、岩田アナは俳優の大沢たかお（５２）の「２８歳年下の恋人」として『ＦＲＩＤＡＹ』（講談社）にスクープされているのだ。記事では「神奈川県内でクリニックを開業している医師の次女」と紹介されていた。

　また、日本テレビ入社前の岩田アナが、Ｈｅｙ！Ｓａｙ！ＪＵＭＰの伊野尾慧（３０）、薮宏太（３０）などと親密な関係にあったのではないかと、一部メディアが報じている。

「そういった芸能人との親密報道があったこともあり、岩田アナは派手な遊び人なのでは……という声も出ていたのですが、実際のところは、性格もめちゃくちゃいいんですよね。彼女は相手の懐にグッと入ってきて距離を縮めるのが上手なんですが、礼儀もしっかりしていて頑張り屋。

　父親は開業医ですから育ちもいい。だからといって、調子に乗っているわけでもない。そういった点が大沢さんをはじめ、年上男性の心をつかんで離さないんでしょうね。入社１年目の『まる見え』抜擢は、岩田アナが上層部にかわいがられているからこそ実現した、とも言われています」（前出の制作会社関係者）

■上層部からの「岩田を長く映せ！」指令

　岩田アナは『まる見え』をはじめ、多くの番組で篠原涼子（４７）やローラ（３０）など、有名人のモノマネを披露している。

「入社１年目から、超大御所のビートたけしさん（７３）や所ジョージさん（６５）の番組の進行を担当するだけでもとんでもないですが、２人の前で、芸人やタレントでもない女子アナがモノマネを披露するなんて、相当な度胸が必要ですよね。

　さらに、日テレの上層部がとにかく岩田アナを気に入っていて、『まる見え』では“岩田をできるだけ長く映せ！”という指令があったとも聞きましたよ。ただ、そのことによって視聴率も上がったという話です。

　アナウンサーとしての能力、度胸に加え、人の懐にすんなりと入っていくことができる嫌味のない人たらしの才能もある。これなら『スッキリ』の生放送を任せても問題ない、と判断され水卜アナの後任に抜擢されたのでしょうね」（前出の制作会社関係者）

　ポスト水卜アナの大本命・岩田アナ。『スッキリ』での活躍に注目したい！